インディ第5戦決勝レース/ウィル・パワーがポールtoウイン

この記事は4分で読めます

インディ01ベライゾン・インディカー・シリーズ第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリスがインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行われ、ウィル・パワー選手(チーム・ペンスキー)がポールtoウインで今季初勝利を挙げました。
22番手からスタートした佐藤琢磨選手(AJフォイト)は、9位まで順位を上げてレースを終えています。

今年のグランプリ・オブ・インディアナポリスはローリングスタートで始まりました。
ポールポジションからウィル・パワー選手はトップを守ってターン1へと進入。
そのすぐ後ろで、予選3番手だったエリオ・カストロネベス選手(チーム・ペンスキー)が斜め前方を走っていたスコット・ディクソン選手(チップ・ガナッシ・レーシング)を突くというアクシデントは起きました。

予選2番手だったディクソン選手はスピンに陥り、混乱の起こった後続ではジョセフ・ニューガーデン選手(CFHレーシング)、ジャック・ホークスワース選手(AJフォイト)、ジェイムズ・ヒンチクリフ選手(シュミット・ピーターソン)らがマシンにダメージを負いました。

3周目にリスタートは切られました。ディクソン選手はマシンの修理に時間がかかり、周回遅れにこそならずに済みましたが、大きなハンデを持ってレースに復帰することとなりました。

パワー選手はトップを守り、2番手にはチームメイトのサイモン・ペジナウ選手が浮上。

パワー選手は2回目のピットストップを終えてもトップを維持。
レイホール選手も2番手を保ちました。レースはスタート直後のアクシデント以来ずっとイエロー無しで続いていました。

パワー選手は燃料のセーブが必要な状況でしたが、レイホール選手との間隔をコントロールしてゴールまで走り抜きました。

レイホール選手は諦めずにチャージを続けましたが、1.5秒届きませんでした。
パワー選手は今季初、通算25勝目のゴールへと飛び込み、昨年度のシリーズチャンピオンは開幕から5戦目にして、
2回目のポールポジションからシーズン初勝利を飾りました。

3位はモントーヤ選手。
佐藤琢磨選手は9位でゴール。22番手スタートからのシングルフィニッシュを彼自身も、チームもおおいに喜んでいました。
ブラックでスタートし、第2スティントからはレッドを3連続投入。安定したペースを保ち続け、コース上でのバトルでポジションを上げながらのトップ10フィニッシュを果たしました。

ウィル・パワー選手コメント

ウィル・パワー02「今日は絶対に勝つ! そうした強い思いを持ってレースに臨んだ。イエローが不運に働いて……といったレースになるのは御免だった。だからスタート直後にしかイエローが出ないクリーンなレースとなったことは良かったと思う。自分たちの望んでいた通りの戦いとなっていた」

「しかし、体力的には非常にハードだった。そして、最後のスティントは燃費が大変だった。チームに言われた数字はかなり実現が難しいものだった。レイホールが凄いペースで迫って来ていたしね。プッシュできるところでプッシュし、セーブできる場所ではセーブするという走りを続け、難しい戦いを制することができた。チームのため、クルーたちのために嬉しい勝利だ」

グレアム・レイホール選手コメント

レイホール「僕らのチームは大きく進歩し、高い実力を今や身に付けている。今日、シボレー勢をコース上でパスして勝利ができたかどうかはわからないが、今シーズンのここまでの戦いぶりからして、今日また2位でゴールできたことはとても嬉しいし、自信に繋がる」

「ハードなレースだった。体力的にもタフな戦いとなっていた。最後のピットストップを1周遅らせたのは僕自身の判断だったが、それが失敗だった。次のラップでディクソンとギャビー・チャベスが目の前にピットアウトしてきた。あれで2秒ぐらいロスした。ホンダはエアロキットでもエンジンでも開発を懸命に続けている。ペンスキー勢は強力だが、目指す勝利に手を届かせる日は必ず来るだろう」

佐藤琢磨選手コメント

takuma03「とてもいい一日にできました。レースを楽しめました。1周目のアクシデントに巻き込まれなかったのはラッキーでしたね。あのときの私は、目の前で起こっていることのすべてを冷静に見ていました。そのおかげで大きくポジションを上げることができました。リスタートのあとはマシンが少し滑っていたためにポジションを落としましたが、タイヤのラバーが乗って路面状態がよくなってきてからは、マシンのハンドリングもよくなって、ハイペースで走り続けることが可能になりました。今日のレースでは、クルーたちがピットストップですばらしい仕事をしてくれて、コース上で何台かをパスすることもできました。その結果、今年初のトップ10フィニッシュを、ようやく達成できました。今日の私たちはトラブルなし、ミスもなしのレースを今日の私たちのチームは戦えました」

インディ第5戦決勝レース ハイライト

インディカー 第5戦インディアナポリス決勝レース結果

Pos. No. ドライバー チーム Eng /Aero 周回
1 1 W.パワー チーム・ペンスキー C 82
2 15 G.レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 82
3 2 JP.モントーヤ チーム・ペンスキー C 82
4 11 S.ブルデー KVSHレーシング C 82
5 83 C.キンボール チップ・ガナッシ C 82
6 3 H.カストロネべス チーム・ペンスキー C 82
7 10 T.カナーン チップ・ガナッシ C 82
8 4 S.コレッティ KVレーシング C 82
9 14 佐藤琢磨 A.J.フォイト・レーシング H 82
10 9 S.ディクソン チップ・ガナッシ C 82
11 28 R.ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポート H 82
12 5 J.ヒンチクリフ シュミット・ピーターソン H 82
13 26 C.ムニョス アンドレッティ・オートスポート H 82
14 20 L.フィリッピ CFHレーシング C 82
15 98 G.チャベス BHA H 82
16 27 M.アンドレッティ アンドレッティ・オートスポート H 82
17 8 S.サーベドラ チップ・ガナッシ H 82
18 7 J.ジェイクス シュミット・ピーターソン H 81
19 18 C.ヒュータス デイル・コイン・レーシング H 81
20 21 J.ニューガーデン CFHレーシング C 81
21 6 JR.ヒルデブランド CFHレーシング C 81
22 19 F.ドラコーネ デイル・コイン・レーシング H 80
23 41 J.ホークスワース A.J.フォイト・レーシング H 69
24 25 J.ウィルソン アンドレッティ・オートスポート H 68
25 22 S.ペジナウ チーム・ペンスキー C 57

※C=シボレー、H=ホンダ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2015年度

スーパーGT第2戦富士 決勝レースはMOTUL AUTECH GT-Rが完勝! フォーミュラE 開幕戦 決勝/セバスチャン・ブエミ圧勝 WEC第2戦スパ決勝は7号車アウディが2連勝 「グランツーリスモ6」が“アイルトン・セナ・トリビュート”を無料公開 F1バーレーンGP決勝レース ハミルトンがポール・トゥ・ウィン! インディカー第3戦 決勝はシボレー勢の圧勝 フォーミュラE 第6戦 ネルソン・ピケJr.が優勝 フォーミュラE 第7戦 モナコ決勝/ブエミ ポール・トゥ・ウイン インディ第5戦決勝レース/ウィル・パワーがポールtoウイン F1スペインGP 決勝/ニコ・ロズベルグが今季初ポール・トゥ・ウィン WTCCニュル決勝レースはシトロエンが連勝 ニュル24時間/僅差でアウディ連覇 フォーミュラE第8戦ベルリン/ルーカス・ディ・グラッシが今季2勝目 スーパーフォーミュラ岡山/石浦宏明ポールトゥウィン F1モナコGP 決勝レース/ニコ・ロズベルク優勝 インディ500/モントーヤ選手が15年振りの勝利 世界ラリークロス第4戦/ソルベルグが今季2勝目 インディカー第7戦デトロイト決勝/ムニョス選手が初勝利 ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0/笹原右京、初優勝! 佐藤琢磨今季初表彰台/インディカー第8戦デトロイト決勝 フォーミュラEモスクワ決勝/ピケJr.完勝 F1カナダGP決勝/ハミルトン逆襲のポール・トゥ・ウィン WTCCロシア、ホンダのモンテイロが2年振りの勝利 ル・マン24時間レース/ポルシェ勢圧勝1・2フィニッシュ インディ第10戦トロント決勝/ニューガーデン今季2勝目 スーパーGTタイ決勝/GT500クラスS Road MOLA GT-Rが昨年の雪辱V F1 オーストリアGP 決勝/またもやメルセデス1・2フィニッシュ フォーミュラE第10戦決勝/ブエミがポール・トゥ・ウイン インディ第11戦フォンタナ決勝/グラハム・レイホール優勝 フォーミュラEロンドン決勝/サム・バード優勝ピケJr.初代王者 F1イギリスGP 決勝/ハミルトン逆転母国V インディカー第12戦決勝レース/セバスチャン・ブルデー優勝 スーパーフォーミュラ富士 決勝レース/オリベイラ優勝 一貴2位 インディカー第13戦 アイオワ決勝/ハンター-レイが今季初優勝 F1ハンガリーGP決勝/ベッテルが今季2勝目ビアンキに捧ぐ インディカー第14戦オハイオ 決勝/レイホール地元で今季2勝目 スーパーGT富士決勝/D'station ADVAN GT-R大逆転 F1ベルギーGP決勝/メルセデス1-2フィニッシュ インディ ポコノ戦決勝/ハンター-レイ勝利 スーパーフォーミュラもてぎ決勝/石浦ポール・トゥ・ウイン スーパーGT鈴鹿1000km決勝/PETRONASが今季初V WECニュル/ポルシェ圧勝ウェーバー初優勝 インディ最終戦決勝/ディクソンが逆転で王者獲得 F1イタリアGPの決勝/ルイス独走V、ベッテル2位、ロズベルク出火 スーパーフォーミュラ オートポリス/中嶋一貴初勝利 WEC第5戦オースティン決勝/ポルシェ919が2連勝 スーパーGT SUGO/GT500 大波乱でRAYBRIG NSXが今季初勝利 F1 シンガポールGP決勝/跳ね馬ベッテルがポール・トゥ・ウイン F1日本GP決勝/メルセデス1・2フィニッシュ WEC第6戦富士決勝/ポルシェの逆転で1-2獲得 F1ロシアGP決勝/ルイス・ハミルトン圧勝 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO/ロッテラーがポール・トゥ・ウイン F1アメリカGP 決勝/ルイス・ハミルトン今季10勝目 スーパーGTオートポリス決勝/GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rの勝利 スーパーGTオートポリス決勝/GT300クラスはB-MAX NDDP GT-Rの勝利 F1第メキシコGP決勝/ロズベルグポール・トゥ・ウインで完勝 WEC上海決勝/ポルシェ4連勝 フォーミュラEプトラジャヤePrix決勝/ディ・グラッシ優勝 スーパーGT もてぎ決勝/GT500はKeePer TOM'S RC Fがポール・トゥ・ウイン スーパーGT もてぎ決勝/GT300はTOYOTA PRIUS apr GTがポール・トゥ・ウイン F1第ブラジルGP決勝/ロズベルグ ポール・トゥ・ウイン WEC最終戦バーレーン決勝/18号車ポルシェ優勝 F1最終戦アブダビGP決勝/ロズベルグがポール・トゥ・ウイン

カテゴリー

アーカイブ