インディ500/スコット・ディクソンがポール獲得

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インディアナポリスベライゾン・インディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第99回インディアナポリス500マイルレース。今年のインディ500は、99回目の開催を迎える世界で最も長い歴史を持つ自動車レース。レースのスターティンググリッド決定も伝統に則った独特の方法で行われます。

以前はプラクティスと予選だけに2週間以上を費やしていましたが、参戦経費を抑制する目的で近年ではスケジュールが短縮。それでも、土曜日と日曜日の2日間にわたる予選とされています。

ところが、今年は土曜日が雨に見舞われ、日曜日だけで全33グリッドを決定することとなりました。そして、その予選を行う直前のプラクティスで、スピンしたあとにマシンが宙へと舞い上がるアクシデントが発生したため、ファンやドライバーたちの安全を確保する目的でターボのブースト圧を下げるなどのルールが急きょ採用されました。

予選開始

新ルール下で再び1時間のプラクティスが行われ、その後の午後3時15分から予選開始。

インディ500の予選は、全長が2.5マイルと長いオーバルコースを4周連続でアタックし、その平均スピードを競い合います。
予選開始が3時過ぎと遅くなった今年は、各エントラントに与えられるアタックのチャンスは1回だけとされました。
金曜日にクジ引きで決めた順番でドライバーたちはアタックを行い、ポールポジションから30番グリッドまでが決定しました。
今年は34台のエントリーがあり、グリッドは33個と伝統的に決まっているため、最後列の3グリッドだけは夕方に特別な時間を設け、4人のドライバーたちが争うルールとされました。

ポールポジション争いは一発勝負になりました。
スコット・ディクソン雨の心配は消え去り、気温は25度前後と高過ぎず、低過ぎずというものになりましたが、今日のスピードウェイには風が吹いていました。そうした条件下で最速となる226.760mph平均の4ラップを完成させたのはスコット・ディクソン選手(チップ・ガナッシ・レーシン グ)でした。ウィル・パワー03
4人のペンスキー勢が彼より後にアタックしましたが、いちばん近づけたのがウィル・パワー選手の226.350mphで、彼は惜しくも予選2位に敗れました。

サイモン・ペジナウ予選3位もペンスキーのサイモン・ペジナウ選手。226.145mphでインディ500での初めてのフロントロー・グリッド獲得を果たしました。

予選4位はトニー・カナーン選手(チップ・ガナッシ・レーシング)で、5位はエリオ・カストロネベス選手(チーム・ペンスキー)とシボレー軍団がトップ5を占めました。

予選6位は、アンドレッティ・オートスポートのジャスティン・ウィルソン選手で、ここまでが2列目グリッド。

3列目にはセバスチャン・ブルデー選手(KVSHレーシング)、マルコ・アンドレッティ選手(アンドレッティ・オートスポート)、ニューガーデン選手(CFHレーシング)が並ぶこととなり、4列目イン側グリッドの10位にはJR・ヒルデブランド選手(CFHレーシング)がスポット参戦ながら入り、シボレーが予選トップ10のうちの8台を占めました。

佐藤琢磨佐藤琢磨選手(A.J. Foyt Racing)は、予選用ブーストでの走行ではトップ9を狙えるスピードを実現していましたが、急きょ採用されたルールの下での予選アタックは、強風が吹き荒れるコンディションの悪さも影響し、4周平均スピードが223.226mphとなり、予選結果は27番手となりました。9列目アウト側グリッドからのスタートとなります。

決勝進出33台はホンダが17台、シボレーが16台となりました。
月曜日もインディアナポリス・モーター・スピードウェイではプラクティスが行われ、火曜日から木曜日までの3日間はインディカーの走行はありません。最終プラクティスは金曜日で、5月24日(日)に第99回インディ500の決勝レースは開催されます。

佐藤琢磨選手 (27番手)コメント

「本当に残念な予選結果です。スピード確保に苦しみ、自分たちの考えていたような予選アタックができませんでした。しかし、月曜日から続いたプラクティスで私たちのマシンは非常に力強い走りを実現していました。決勝用セッティングでのマシンにはスピードがあるはずです。決勝レースで速いことこそが重要です。明日のプラクティスでさらにマシンをよくして、日曜日のレースに備えたいと考えています」

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