スーパーGTタイ決勝/GT500クラスS Road MOLA GT-Rが昨年の雪辱V

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スーパーGT第3戦タイ01スーパーGT第3戦は21日、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで66周の決勝レースが行われ、本山哲/柳田真孝組S Road MOLA GT-Rが昨年の雪辱を果たす勝利で、MOLAにとっても2012年の第7戦以来となる優勝となりました。 S Road MOLA GT-R02

タイでの2年目の開催となるチャーン・インターナショナル・サーキットでのスーパーGT第3戦。
雨期の時期の開催で心配されてた雨はここまで降らないものの、上空はやや雲が多く、37度という暑さ名の中、15時からオンタイムで決勝レースのスタートを迎えました。

GT500クラスのスタートでは、ポールポジションスタートのZENT CERUMO RC F(立川祐路)がスタートを決め、PETRONAS TOM’S RC F(ジェームス・ロシター)、S Road MOLA GT-R(本山哲)とトップ3はグリッド順で進行するなか、5番手のEpson NSX CONCEPT-GT(ベルトラン・バゲット)がENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也)をかわして4番手に浮上。
しかし、4周目のターン4でPETRONAS TOM’S RC Fと接触してしまいスピン。13番手にまでポジションを落としてしまいました。
また、D’station ADVAN GT-R(佐々木大樹)もスローダウンしてしまって、ピットには戻ってくるもののそのままガレージへ入ってしまいました。

レース序盤はポールポジションスタートのZENT CERUMO RC Fが後続との差を一時は5秒近く広げる場面もありましたが、2番手S Road MOLA GT-Rもペースは悪くなくつかず離れずの展開で序盤のレースは進行していきます。ZENT CERUMO RC FC

トップ争いに動きがでたのは25周目の最終コーナー。S Road MOLA GT-Rを駆る本山哲が300クラスの車両を使って、立川祐路駆るZENT CERUMO RC Fの前へ。ついにトップに浮上することとなりました。
その後もテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げながら、29周目、今度は本山が300クラスの車両をかわす際に、ラインを誤り立川に先行を許してしまいます。その後もトップ2台の争いは続き、34周目に再びS Road MOLA GT-Rがトップに浮上しました。

この頃になると、ルーティンのピットを行うチームが出始めます。トップの2台でまず動き出したのは、2番手に後退したZENT CERUMO RC F。36周目にピットに入ってくると51.8秒という時間で再びコースへ送り出しました。翌周にはS Road MOLA GT-Rもピットに入ってきます。ここでMOLAは素早いピット作業で47.3秒で再びコースへマシンを送り出すことに成功。

この時、同じタイミングで3番手のPETRONAS TOM’S RC Fもピットインを行い、タイヤ無交換でコースに復帰。タイヤが温まっているPETRONAS TOM’S RC Fは2番手でZENTの前に出る事に成功しました。

ENEOS SUSTINA RC F各車がピットインを終えてみると、トップはS Road MOLA GT-R、2番手には一時ポジションを落としたZENT CERUMO RC Fが36号車トムスから2番手を奪取。4番手にENEOS SUSTINA RC Fと続き、トップのGT-Rをレクサス勢が追う展開。ホンダ勢の最上位は6番手のKEIHIN NSX CONCEPT-GTという勢力図となりました。

そんな中、ここまでMOLAとのトップ争いを繰り広げていたZENTに異変が発生します。ブレーキのトラブルでスピンした後、コースに復帰は果たすが、速度を上げられずにスロー走行でなんとかピットに戻ってきますが、するとメカニックたちがタイヤの裏側を冷やす場面が映し出され、ここでマシンはガレージへ入れられてしまいました。この結果トップのMOLAには大きなマージンができ、優勝にむけ盤石の体制を敷いていくこととなりました。KEIHIN NSX CONCEPT-GT

ZENTの脱落により再び2番手に浮上した36号車PETRONASは、ENEOS、MOTUL、KEIHINを従え2番手争いを展開します。しかし、51周目のターン3でENEOSにかわされ3番手にポジションダウン。その後はカルソニック IMPUL GT-Rも加わって4台による超接近戦の表彰台争いが展開されました。結局36号車はタイヤ無交換の影響からかペースを上げることができずに59周目には7番手にまでポジションを落としてしまいました。

結局、レースはトップのS Roadが後続との差を約8秒つけてトップでチェッカー。昨年はポールポジションスタートながら、決勝ではトラブルに悩まされてしまった雪辱を果たす優勝を飾りました。2位にはENEOS SUSTINA RC Fがつけ今シーズン初表彰台を獲得すれば、4台による3位争いを制したKEIHIN NSX CONCEPT-GTにとっても、まるで優勝したかのような地元の大声援に応える結果となりました。

優勝者コメント

GT500クラスで優勝したS Road MOLA GT-Rの本山哲と柳田真孝が、今回のレースを振り返りました。
本山哲
本山久しぶりの優勝を飾ることができて、嬉しいです。タイのレースに関しては、昨年も非常にチームもクルマも調子が良かったのですが、優勝目前にトラブルが出てしまい、残念な結果となりました。今年は、そのリベンジを果たすべく、しっかり準備を整えてきました。レースウイークを通じて調子は良かったですね。予選でポールポジションを獲れなかったのは残念でしたが、決勝レースには自信がありました。

序盤のスティントでは38号車の立川(祐路)と、すごくいいバトルになりましたね。マージンを築くことができなかった部分はありますが、非常に良い状態で柳田(真孝)にバトンタッチすることができたと思います。

柳田真孝
柳田レースは見ての通り、スタート直後から本山選手がすごくいいペースで走って38号車の前に出て、それからは僅差の争いでした。

僕のスティントでも接戦になるだろうと思っていましたが、ピット作業が速かったので、ある程度のマージンがある状態でコースインすることができました。気持ち的には、かなり楽になりましたね。そのあとも後続がバトルしたこともあり、かなりのマージンを築くことができたので、少し安心していました。ただ、去年はトップを走行中にトラブルがあったので、それが唯一の不安材料ではありました。

途中、水温などが上昇し、色々なことを思い出して不安になったりもしましたが、チームとニスモのスタッフを信じて走りました。比較的、後半は安心して走ることができていたと思います。優勝するのは2年ぶりなので、久々に優勝できて嬉しいです。ここまでサポートしてくれたチームの人たちに感謝したいです。

今日は父の日でしたよね。僕も父親ですが、本山さんも一児の父ですし、お父さんが一生懸命頑張ったかなと。(僕の)お父さんも見てくれていたと思います。いい結果を報告できてよかったです。

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