スーパーGT第4戦富士/立川が21回目のポール獲得

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ZENT CERUMO RC F01スーパーGT第4戦は8日、富士スピードウェイで公式予選が行われ、GT500クラスはZENT CERUMO RC Fがポールポジションを獲得。
GT300クラスは、ARTA CR-Zがポールポジションを獲得しています。

GT500クラス

石浦宏明と立川祐路朝の公式練習ではレクサス勢がトップ4を独占して、2基目のエンジンに換えたレクサス強しの印象で始まったスーパーGT第4戦富士のGT500クラス。公式予選でも前回の第3戦タイに続いてZENT CERUMO RC Fの立川祐路が見事ポールポジションを獲得して歴代PP獲得記録を更新。
2番手にはARTA NSX CONCEPT-GTがつけ、ホンダ勢シーズン初となるフロントロウを獲得しました。

Q1は開始直後はコースインするマシンはなかったものの、まずは19号車、WedsSport ADVAN RC Fの関口雄飛がコースイン。
その19号車に続く形で、残り時間8分を切って各車、マシンがピットを離れて行きます。

まずトップに立ったのはドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの小暮卓史。Q1生き残りのボーダーラインは1分28秒台後半と予想される中、1分29秒108をマーク。続いてDENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイッキ・コバライネン、ENEOS SUSTINA RC Fの国本雄資のレクサス勢が続いていきます。

そこからはアタック順に目まぐるしくトップは入れ替わり、残り2分を切ってPETRONAS TOM’S RC Fの伊藤大輔、D’station ADVAN GT-Rの佐々木大樹がそれぞれトップタイムをマーク。この富士を得意としながらもウエイトハンデの厳しいMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生は11番手、S Road MOLA GT-Rの柳田真孝は9番手とQ1ノックアウトライン近辺で苦しい展開に。

チェッカーまで残り20秒となったところでウエイトハンデ16kgの8号車ARTA NSX CONCEPT-GTの野尻智紀がトップに立つも、チェッカー直後には今回の大本命、38号車ZENT CERUMO RC Fの石浦宏明がトップを塗り替え、38号車がそのままQ1トップに。ARTA、D’stationが2番手、3番手と続き、予想どおり、ウエイトハンデが軽めなマシンが上位に顔を並べ、Q1はトップから14番手までがコンマ684秒差という、わずかなミスが命取りとなる大接戦となりました。

3番手以下で注目を浴びたのが12号車、カルソニック IMPUL GT-RのJ-P.デ・オリベイラ。ランキング2位で54kgというウエイトハンデと燃料リストリクター径縮小のハンデを負いながら8番手タイムをマークしてQ1突破。セッション直後には星野一義監督が両手を挙げてガッツポーズし、メインスタンドのニッサン応援団の声援に応えました。

結局、Q1ではENEOS、S Road、MOTUL、KeePer TOM’S RC F、KEIHIN NSX CONCEPT-GT、Epson NSX CONCEPT-GT、WedsSportの6台がノックダウンとなりました。

通常より、8分遅れてスタートした予選Q2。一番最初に動き出したのは、一時はQ1でトップタイムをマークしたドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT。そして最後にコースインしたのはPETRONAS TOM’S RC Fとなりました。

誰よりも早く1分28秒台のタイムをマークしたのは、Q2で真っ先にコースインしたドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT。
Q1のタイムからもポールポジション獲得には1分28秒台をマークすることが絶対条件となりますが、その後は続々とタイム更新がされ、1分28秒台のタイムが連発されていきます。

Q2最初のアタックも公式練習と同様にレクサス勢が上位につけるなか、ARTA NSX CONCEPT-GTを駆る松浦孝亮が2回目のアタックでトップに浮上。しかし、このタイムはすぐにZENTの立川によって塗り替えられてしまいました。

結局、ポールポジションはZENT CERUMO RC Fの立川が獲得。自身の持つGT500通算最多ポールポジション記録を21回へと更新。2番手にはARTA NSX CONCEPT-GTがつけ、ホンダ勢にとっては今シーズン初のフロントロウ獲得をもたらしました。

決勝は9日の15時スタートです。

GT300クラス

ARTA CR-Z GTGT300はJAF勢躍進。ARTA CR-Zがポール。定刻の14時15分にGT300クラスの予選Q1が開始されました。
この予選には、公式練習でクラッシュしたTOYOTA PRIUS apr GTとStudie BMW Z4、マシントラブルがあったGAINER TANAX GT-Rも参加しています。

15分の予選Q1は、各車がアウトラップを終え、1度目のアタックを行おうかというタイミングで、和田久がドライブするグリーンテック SLS AMG GTがアドバンコーナーでストップしてしまい、赤旗中断。赤旗掲示から約7分後の14時28分に、残り時間10分でセッションは再開されました。どのマシンもアタックを行なっていなかったため、各車は一斉にコースインしていきます。

各マシンが1度目のアタックを終えた時点のベストタイムは、峰尾恭輔がドライブするケーズフロンティア Direction 458の1分38秒618。しかし、峰尾は赤旗掲示中に他車を追い越したとの判定を受けてしまっています。

2回目以降のアタックでは、続々とトップが入れ替わる熾烈な首位争いが展開します。土屋武士のVivaC 86 MCが1分38秒311でトップに立つと、その直後に加藤寛規のシンティアム・アップル・ロータスがそれを上回ります。すると、今度は小林崇志のARTA CR-Z GTが1分37秒797でトップを奪取。FIA-GT3勢が有利とみられていた富士スピードウェイで、マザーシャシーを含むJAF-GT勢がトップ3を独占する形でQ1は終了しました。

なお、千代勝正が駆るランキングトップのGAINER TANAX GT-Rは予選14番手タイムだったものの、吉田広樹のRUNUP Gropu&DOES GT-Rが予選セッション中に4輪脱輪があったとしてタイムが抹消されたため、Q2進出を果たしています。また、予選前戦タイで優勝した高星明誠のB-MAX NDDP GT-Rや公式練習終盤までトップタイムを記録していた佐藤公哉のマネパ ランボルギーニGT3はQ1で敗退しました。

GT500クラスの予選を経て、15時08分にGT300クラスのポールポジションを決める12分間の予選Q2が開始されました。ここでは、セッション開始と同時に各車一斉にコースイン。1度目のアタック開始直前に、高橋一穂のシンティアム・アップル・ロータスがプリウスコーナーでスピンした以外は、混乱もなくセッションは進んでいきました。

ARTA CR-Zまずトップタイムを記録したのは、午前の公式練習でトップでした蒲生尚弥のLEON SLS。1分38秒020というタイムを記録していましたが、直後に予選Q1で驚異的なタイムを記録したARTA CR-Zをドライブする高木真一が、ひとり1分37秒台に入る1分37秒975を叩き出し、トップを奪取しました。

その後は、高木のタイムを上回るマシンは現れず。最後のアタックで高木は自身のタイムをさらに上回りましたが、これは4輪脱輪があったとして抹消。それでもセカンドベストの1分37秒975でポールポジションを獲得しました。2番手には午前中から好走をみせていたLEON SLS、3番手には5月の富士500kmで活躍したTOYOTA PRIUS apr GTがつけています。

公式練習とは異なり、JAF-GT勢が上位に食い込む形となった予選でしたが、明日の決勝は300kmと第2戦の500kmと比べ燃費性能の有利が効きにくく、ストレートスピードでFIA-GT3勢に劣るJAF-GT勢が、どのような戦略で挑むのか注目です。

9日の決勝日は、9時35分から30分間のフリー走行が行われた後、15時より66周の決勝レースが行われます。

スーパーGT第4戦富士 公式予選結果

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