F1第メキシコGPフリー走行/1回目フェルスタッペン2回目ロズベルグ

この記事は4分で読めます

メキシコGPメルセデスF1第17戦メキシコGPは30日(現地時間)、メキシコシティにあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで幕を開け、メキシコGP マックス・フェルスタッペン午前10時から行われた1回目のフリー走行はトロロッソのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークしました。

残り3戦となったF1、迎えたシーズン第17戦は1992年以来、実に23年ぶりの開催となるメキシコGPです。
舞台となる新生エルマノス・ロドリゲスはオールドコースのレイアウトを残しつつも、高速180度コーナーの最終ペラルラーダはホッケンハイムのスタジアムセクションを思わせるレイアウトに姿を変えて、周囲も旧野球場のスタンドが囲むなど特徴的なセクションに生まれ変わりました。

フリー走行1回目

路面は若干ウエット。ピレリは1周約4.3kmのサーキットにソフトとミディアムの2種類を持ち込んでいますが、オープニングセッションのフリー走行1はインターミディエイトで迎えることにしました。

バルテリ・ボッタス

バルテリ・ボッタス

各車は開始20分ほどまでインターミディエイトタイヤで周回を重ねていきますが、開始25分過ぎにはウイリアムズのボッタスが早くもドライタイヤのミディアムにスイッチ。それまでのトップタイムを塗り替えると、さらに続けてトップタイムが更新されるなど早くもセッションはドライコンディションへと移り変わっていきます。

中盤に入ると、今回もロマン・グロージャンに代わってロータスのフリー走行1回目を託されたジョリオン・パーマーが20番目でタイムを記録し、全車のタイムが出揃います。路面は依然として湿った部分が残っているものの、各車はミディアムタイヤで引き続き周回を重ねていって、セッション折り返しを前に今度はレッドブルのダニエル・リカルドがトップに浮上します。

その後も路面コンディションの向上とともに上位のタイムは何度も塗り替えられ、残り30分を前にメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが首位に浮上。トップの最高速も360km/hを超えてくるなど、本格的なドライコンディションのなか各車は大きなアクシデントもなく周回を重ねていきました。

レッドブル

レッドブル

しかし、残り30分を切ったところで、アタック中のロズベルグがターン12のブレーキングでオーバーランし左右のリヤホイールから出火するというトラブルが発生。ロズベルグは無事にピットまで戻ることができましたが、その後はしばらくガレージで時間を失うことになってしまいます。その間コース上では、レッドブルの2台が1-2態勢を形成。2本のロングストレートで構成されるセクター1こそメルセデス勢が速さを見せていますが、S字が連続するセクター2と低速コーナーの最終セクションがあるセクター3では、いずれもレッドブル勢がベストタイムをマークする展開となります。

結局トップタイムもフェルスタッペンでしたが、彼はアタックラップのS字でショートカットしているため、実質のトップは約コンマ3秒差で2番手につけたレッドブルのクビアトか。ただ、フェルスタッペンも終始好タイムをマークしていて、今週末のレッドブルとトロロッソ勢は期待のできる走り出しとなりました。

一方、今週末もパワーユニットの交換で2台合計50グリッドの降格が見込まれているマクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソがトップから4秒差の17番手、ジェンソン・バトンもただひとり二桁に届かない9周しか走れず19番手でした。しかもアロンソは、セッション途中にタイヤにカットの痕が発見されたため、原因が分かるまでの措置としてインターミディエイトで走行。結局、最後までドライタイヤに戻すことはできないまま、周回数も17周で最初の90分を終えることになりました。最多周回はフェルスタッペンの38周でした。

F1第17戦メキシコGP フリー走行1回目結果

フリー走行2回目

現地時間14時から行われたフリー走行2回目は午後になって広がり始めた雨雲の影響で路面温度が最初の30分で5度以上も下がるなど、セッション序盤はクラッシュやスピンが相次ぐ展開となりました。

マックス・フェルスタッペン

マックス・フェルスタッペン

まず最初にアクシデントに見舞われたのはフリー走行1回目でセッショントップタイムの最年少記録を樹立したトロロッソの18歳、マックス・フェルスタッペン。開始5分過ぎに最終コーナーのターン17で挙動を乱したフェルスタッペンはそのままアウト側のバリヤにクラッシュしてしまい、セッションはいきなり赤旗が振られることとなりました。

その後8分ほどのインターバルで再開されると、今度はセルジオ・ペレスに続いてトップタイムを記録したウイリアムズのバルテリ・ボッタスが1コーナーのブレーキングでコントロールを失い、高速のままバリヤをかすめてストップ。幸い大きなアクシデントにはならなかったものの、フロントウイングを失ったボッタスはピットに戻ることに。さらに、その後もルイス・ハミルトンがスピンを喫したほか、その他の数台もブレーキングでタイヤをロックさせるなど、序盤は慌ただしい展開で進みました。

メルセデス 1-2

メルセデス 1-2

セッションは開始30分を前に一旦弱い雨が確認されるが路面コンディションに大きな影響はなく、各車は順次ソフトタイヤへ履き替えていきます。するとここからの中盤はメルセデス2台が予想通りのパフォーマンスを披露。互いにトップタイムを更新したシルバーアローの2台はロズベルグがトップ、チームメイトのルイス・ハミルトンも同じく2番手につけ、3番手と4番手で続いたフェラーリ勢を早くもコンマ8秒引き離すこととなりました。

しかし再び雨が降り始めた残り35分過ぎ、フリー走行1回目で2番手と好スタートをみせたレッドブルのダニール・クビアトがハミルトンとフェラーリ2台を上回るタイムをマーク。それに続いたチームメイトのダニエル・リカルドもロズベルグからコンマ3秒差の3番手タイムを記録するなどレッドブル勢がメルセデス2台の間に割って入るかたちとなりました。

ニコ・ロズベルグ

ニコ・ロズベルグ

その後、残り30分は各チームともロングランに移行したため、ロズベルグ、クビアト、リカルドがフリー走行2回目のトップ3となり、6番手のキミ・ライコネンまでがトップから1秒以内という結果に。以下7番手のボッタスに続き、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがトップから1.4秒差の8番手、チームメイトのジェンソン・バトンもアロンソとコンマ1秒差の9番手につけました。

なお、終盤のロングランではロータスのロマン・グロージャンがギヤボックストラブルでコース脇にストップしたため再度赤旗が提示。セッションは残り23分で再開されたものの、残り10分過ぎからは若干雨足が強まったために各車のロングランは10周にも届きませんでした。それでもメルセデス2台は他の上位勢が好タイムを出しながら周回を重ねます。フェラーリのセバスチャン・ベッテルもメルセデス2台に迫る走りを披露するなど、レッドブルも含めた明日以降の上位勢の走りに期待が高まる結果となりました。

F1第17戦メキシコGP フリー走行2回目結果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2015年度

スーパーGT第2戦富士 決勝レースはMOTUL AUTECH GT-Rが完勝! フォーミュラE 開幕戦 決勝/セバスチャン・ブエミ圧勝 WEC第2戦スパ決勝は7号車アウディが2連勝 「グランツーリスモ6」が“アイルトン・セナ・トリビュート”を無料公開 F1バーレーンGP決勝レース ハミルトンがポール・トゥ・ウィン! インディカー第3戦 決勝はシボレー勢の圧勝 フォーミュラE 第6戦 ネルソン・ピケJr.が優勝 フォーミュラE 第7戦 モナコ決勝/ブエミ ポール・トゥ・ウイン インディ第5戦決勝レース/ウィル・パワーがポールtoウイン F1スペインGP 決勝/ニコ・ロズベルグが今季初ポール・トゥ・ウィン WTCCニュル決勝レースはシトロエンが連勝 ニュル24時間/僅差でアウディ連覇 フォーミュラE第8戦ベルリン/ルーカス・ディ・グラッシが今季2勝目 スーパーフォーミュラ岡山/石浦宏明ポールトゥウィン F1モナコGP 決勝レース/ニコ・ロズベルク優勝 インディ500/モントーヤ選手が15年振りの勝利 世界ラリークロス第4戦/ソルベルグが今季2勝目 インディカー第7戦デトロイト決勝/ムニョス選手が初勝利 ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0/笹原右京、初優勝! 佐藤琢磨今季初表彰台/インディカー第8戦デトロイト決勝 フォーミュラEモスクワ決勝/ピケJr.完勝 F1カナダGP決勝/ハミルトン逆襲のポール・トゥ・ウィン WTCCロシア、ホンダのモンテイロが2年振りの勝利 ル・マン24時間レース/ポルシェ勢圧勝1・2フィニッシュ インディ第10戦トロント決勝/ニューガーデン今季2勝目 スーパーGTタイ決勝/GT500クラスS Road MOLA GT-Rが昨年の雪辱V F1 オーストリアGP 決勝/またもやメルセデス1・2フィニッシュ フォーミュラE第10戦決勝/ブエミがポール・トゥ・ウイン インディ第11戦フォンタナ決勝/グラハム・レイホール優勝 フォーミュラEロンドン決勝/サム・バード優勝ピケJr.初代王者 F1イギリスGP 決勝/ハミルトン逆転母国V インディカー第12戦決勝レース/セバスチャン・ブルデー優勝 スーパーフォーミュラ富士 決勝レース/オリベイラ優勝 一貴2位 インディカー第13戦 アイオワ決勝/ハンター-レイが今季初優勝 F1ハンガリーGP決勝/ベッテルが今季2勝目ビアンキに捧ぐ インディカー第14戦オハイオ 決勝/レイホール地元で今季2勝目 スーパーGT富士決勝/D'station ADVAN GT-R大逆転 F1ベルギーGP決勝/メルセデス1-2フィニッシュ インディ ポコノ戦決勝/ハンター-レイ勝利 スーパーフォーミュラもてぎ決勝/石浦ポール・トゥ・ウイン スーパーGT鈴鹿1000km決勝/PETRONASが今季初V WECニュル/ポルシェ圧勝ウェーバー初優勝 インディ最終戦決勝/ディクソンが逆転で王者獲得 F1イタリアGPの決勝/ルイス独走V、ベッテル2位、ロズベルク出火 スーパーフォーミュラ オートポリス/中嶋一貴初勝利 WEC第5戦オースティン決勝/ポルシェ919が2連勝 スーパーGT SUGO/GT500 大波乱でRAYBRIG NSXが今季初勝利 F1 シンガポールGP決勝/跳ね馬ベッテルがポール・トゥ・ウイン F1日本GP決勝/メルセデス1・2フィニッシュ WEC第6戦富士決勝/ポルシェの逆転で1-2獲得 F1ロシアGP決勝/ルイス・ハミルトン圧勝 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO/ロッテラーがポール・トゥ・ウイン F1アメリカGP 決勝/ルイス・ハミルトン今季10勝目 スーパーGTオートポリス決勝/GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rの勝利 スーパーGTオートポリス決勝/GT300クラスはB-MAX NDDP GT-Rの勝利 F1第メキシコGP決勝/ロズベルグポール・トゥ・ウインで完勝 WEC上海決勝/ポルシェ4連勝 フォーミュラEプトラジャヤePrix決勝/ディ・グラッシ優勝 スーパーGT もてぎ決勝/GT500はKeePer TOM'S RC Fがポール・トゥ・ウイン スーパーGT もてぎ決勝/GT300はTOYOTA PRIUS apr GTがポール・トゥ・ウイン F1第ブラジルGP決勝/ロズベルグ ポール・トゥ・ウイン WEC最終戦バーレーン決勝/18号車ポルシェ優勝 F1最終戦アブダビGP決勝/ロズベルグがポール・トゥ・ウイン

カテゴリー

アーカイブ