スーパーフォーミュラ鈴鹿決勝/レース2 山本尚貴がポール・トゥ・ウイン

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スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿レース2 “復活勝利”を挙げた山本尚貴(TEAM無限)全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦JAF鈴鹿グランプリは8日、27周の決勝レース2が行われ、山本尚貴(TEAM無限)がポール・トゥ・ウインで今季初勝利を挙げました。チャンピオンシップ争いでは、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が4位フィニッシュを果たして、シリーズ参戦6年目にして悲願の初戴冠を果たしまた。

石浦(左)VS中嶋(右)

石浦(左)VS中嶋(右)

午前中の決勝レース1を終えて、チャンピオン争いは石浦と中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)のふたりに完全に絞られることとなった2015年シーズンのスーパーフォーミュラ。レース1で2位に入った石浦が、一貴を7.5ポイント引き離して、レース2では入賞しさえすれば戴冠決定と優位な状況で
最後の戦いを迎えました。

レース1に引き続き、このレース2も降雨の中ウエットコンディションで展開。ただし、セーフティカースタートとなったレース1とは違って、レース2はスタンディングスタート。フォーメーションラップを終えて、気温15度、路面温度17度という状況のもと各車整列。
レッドシグナルが4つまで点灯した時、5番グリッドにつける小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)のフロントブレーキ付近から出火があって、レースは15分延びて15時15分から再スタートが切られることになりましたが、この原因となった可夢偉は最後尾からのスタートとなってしまいます。

山本尚貴(TEAM無限)

山本尚貴(TEAM無限)

これにより27周となった決勝レース2。波乱含みで再び迎えたスタートでは、2番手のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が出遅れ、4番グリッドの一貴が好発進を見せ、同じく好スタートを決めたポールシッター山本のイン側に並んで1コーナーに向かっていきます。ただ、ホールショットは山本が奪って、首位をキープしてレースを進めていきます。

2番手には一貴、3番手に野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いて、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)、ロッテラー、そして石浦は6番手。

首位の山本は、周回を追うごとにリードを拡大して、10周目には2番手の一貴に5秒の差をつけます。一方、3番グリッドからスタートし、3番手をキープしていた野尻は、6周目にオリベイラに先行されて4番手になった後、10周目にはシケインで姿勢を乱してコースアウトし、そのままスローダウン状態でピットへ向かいます。

またその翌周には、4番手走行中のレース1ウイナーでもあるロッテラーが200Rでスローダウンし、コース脇にストップ。これによって石浦は4番手に浮上。その後、上位は動きはありませんが、5番手まで順位を上げてきた中山雄一(KCMG)と6番手の平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が16周目あたりから数周に接近戦を繰り広げます。このバトルは、21周目に平川が5番手に浮上して決着。

スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 山本尚貴首位の山本は、最後までライバルを寄せ付けずにトップチェッカー。13年最終戦以来となるキャリア2勝目を挙げて、シーズン最終戦にして“復活”を果たしたホンダのエースは「レースは本当に不思議。辛いこともありますが、こういうレースがあるからこそやめられないですし、また次も頑張ろうと思いますね」と歓喜の涙に濡れました。またこの優勝は、ホンダ陣営にとっても珠玉の今季初勝利となりました。続いて2位には一貴が入って、オリベイラが3位表彰台を獲得しています。

新チャンピオンに輝いた石浦宏明 (P.MU CERUMO・INGING)

新チャンピオンに輝いた石浦宏明
(P.MU CERUMO・INGING)

そして、ランキング首位の石浦が4位でチェッカー。これによって石浦は、シリーズ参戦6年目、シートを失っていた時期も含めるとデビューから8年目にして初のタイトルを獲得。マシンを降りた石浦は、涙も見せながら次のようにコメントし、初戴冠の喜びにひたりました。

「前を追いかけたり、後ろから追いつかれればそちらに集中できるのですが、ひとりになると集中力を保つのも大変でした。それでも落ち着いていられましたし、チームからも無線が入り『そのままでいいよ』と言われ、すごく気が楽になりましたね。プレッシャーはありましたが安定した決勝になりましたし、チームの雰囲気も明るくリラックスできたので、すごく助けられたと思っています」

5位には平川、6位に中山が続いて、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)との接触もあった小暮卓史(DRAGO CORSE)が7位に。8位に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が並び、最後尾スタートとなったものの怒涛の追い上げを魅せた可夢偉が9位フィニッシュを果たしています。

スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 レース2暫定結果

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