F1 ブラジルGPのフリー走行/1・2回目メルセデスがトップ

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ブラジルGP ニコ・ロズベルグF1第18戦ブラジルGPのフリー走行がインテルラゴス・サーキットで幕を開け、午前10時から行われたフリー走行1回目はメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークしました。

今年も残り2戦となったF1はインテルラゴスでのブラジルGPを迎えました。今年で33回目となる伝統のグランプリはチャンピオン争いこそ決していますが、ニコ・ロズベルグとセバスチャン・ベッテルのドライバーズランキング2位争いやロータスとトロロッソのコンストラクターズ6位を賭けた争いなど、各選手権の順位をかけた重要な一戦となります。

金曜朝のインテルラゴスは快晴、FP1開始時の気温は27度で路面温度は36度。
今回ピレリが持ち込んでいるタイヤは昨年と同じミディアムとソフトですが、昨年から今年にかけて実施された路面の再舗装によって、摩耗とデグラデーションには変化も予想されています。

ブラジルGP ルイス・ハミルトンこの週末を前に、体調不良と交通事故でブラジル入りを1日遅らせるなど体調面が心配されていたハミルトンですが、この日のドライビングではそうした影響を感じさせず、序盤からいつものスピードを披露。1分14秒台までタイムを縮め、セッション前半をリードしました。

フリー走行1回目

10時ちょうどにセッションが始まると各車は数周のインスターレーションラップを経て最初の連続周回に入っていきます。まず上位勢では、メルセデスAMGのロズベルグが計測1周目から1分15秒台のタイムでトップに立って、続いてチームメイトのハミルトンがロズベルグのタイムを更新します。

ブラジルGP ルイス・ハミルトン2

ルイス・ハミルトン

そしてフェラーリ2台とレッドブルのダニエル・リカルド。前戦メキシコで実に9年ぶりとなるダブルリタイアを喫したフェラーリ勢は、逆転ランキング2位を狙うベッテルがトップのハミルトンからコンマ6秒差。セッション折り返しを前にようやく計測ラップに向かったキミ・ライコネンもチームメイトに僅差の4番手とまずまずの走り出しをみせました。

最初の走行で5番手につけたリカルドは、今回から最新スペックのルノー製パワーユニットを搭載しています。彼はセッション中盤のセカンドランでも再び5番手タイムを記録すると、終盤を前にライコネンのタイムを上回って4番手に浮上。旧スペックを搭載するダニール・クビアトもリカルドからコンマ2秒差の6番手で続きました。

その他のドライバーも路面コンディションの向上に合わせて徐々にタイムを上げていきますが、セッションをリードするハミルトンは一度フェラーリのベッテルにその座を奪われるものの、中盤のセカンドランでは1分13秒台に突入。前戦ウイナーのロズベルグにもコンマ5秒のギャップを築きました。なお、今回メルセデスの2台はノーズ上部に“Sダクト”を搭載して走行。セッション終盤には燃料を積んでのロングランに取り掛かるなど、順調にプログラムをこなし、1-2のまま最初の90分を終えています。

2番手以下はロズベルグ、ベッテル、リカルドで、5番手のライコネンは終盤4コーナーのブレーキングでスピンを喫し大きくコースアウト。すぐにコースに復帰してピットに戻ることはできましたが、スピンの原因についてはタイヤをダートに落としたのか、ブレーキング時のバランスに問題があったのかは分かりません。FP1では燃料が多めと言われるウイリアムズ勢はバルテリ・ボッタスが7番手につけましたが、昨年3位のフェリペ・マッサは挙動を乱す場面が多く、17番手で最初のセッションを終えています。

マクラーレン・ホンダは、28周を重ねたジェンソン・バトンが10番手のロータスにコンマ2秒差の13番手、
29周のフェルナンド・アロンソもバトンから100分の3秒差の16番手となっています。

F1第18戦ブラジルGP フリー走行1回目結果

フリー走行2回目

14時開始のセッションを前に弱い雨が確認されるも路面を濡らすほどではなく、終始ドライコンディションで行われました。

ブラジルGP ニコ・ロズベルク3

ニコ・ロズベルグ

序盤は各車ミディアムタイヤを履いて10周弱の周回を重ね、1分13秒634をマークしたルイス・ハミルトンにコンマ1秒差でロズベルグが続きます。3番手にトップとコンマ8秒差でセバスチャン・ベッテルが続いて、以下ダニエル・リカルド、ダニール・クビアト、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネン、フェリペ・マッサというトップ8となりました。

ブラジルGP フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

しかし、開始30分を前にバルテリ・ボッタスがいち早くソフトタイヤでトップタイムを塗り替え数台がそれに続こうとした矢先、フェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダが白煙と炎を吹いてコース脇にストップします。これでセッションは赤旗となって、ソフトタイヤでアタックに向かった数台も再度ピットへ戻ることに。エンジントラブルに見舞われたアロンソはその場でマシンを降りるとマーシャルカーでピットへ帰還。ファンに手を上げて応えますが、そのままガレージ奥に姿を消したアロンソは早々と初日の走行を終えることとなりました。

一方、約8分間の中断を経てセッションが再開されると、そこからは各車が一斉にソフトタイヤのアタックを開始します。しかしここでもシルバーアローの速さは群を抜いていて、1分12秒385をマークしたロズベルグが3番手につけたフェラーリのベッテルに1秒弱の大差をつける結果に。メルセデスは後半のロングランでも1分16秒台のタイムで周回を重ねると、ミディアムタイヤでも1分16秒台後半のタイムをマーク。唯一、ロズベルグにシフトアップとエンジンブレーキのトラブルがありましたが、トップで初日を終えた彼の顔には笑顔が見られました。

3番手のベッテルはソフトタイヤで1分16秒台のタイムも数周ほど記録しましたが、ラップタイムの中心は1分17秒台。4番手につけたチームメイトのキミ・ライコネンもメルセデス勢からは大きく遅れる結果となっています。以下、5番手にレッドブルのダニエル・リカルドが続いて、リヤのグリップ不足が見られたウイリアムズのバルテリ・ボッタスが6番手。チームメイトのフェリペ・マッサは10番手に終わっています。

FP2からの登場となったロマン・グロージャンが最多の45周を走って7番手と健闘。その後ろにフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがつけています。

マクラーレン・ホンダはトラブルのアロンソが10周で終了。ジェンソン・バトンは37周を重ねたましたが、Q3進出の目安となる10番手タイムからは約コンマ8秒差と大きなギャップをつけられています。

F1第18戦ブラジルGP フリー走行2回目結果

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