F1最終戦アブダビGPフリー走行/1回目2回目共にメルセデスがトップ

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アブダビGP メルセデス22015年のF1最終戦アブダビGPが27日、ヤス島にあるヤス・マリーナ・サーキットで幕を開け、午後1時から行われたフリー走行1回目はメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを、午後5時から行われたフリー走行2回目はメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがマークしました。

3月に開幕した今シーズンもついに最終戦を迎えました。第19戦アブダビGPの舞台となるヤス・マリーナの金曜午後の天候は快晴。オープニングセッションとなるFP1開始時の気温は28度、路面温度は35度を記録しました。

フリー走行1回目

このフリー走行1回目は、予選と決勝が行われる時間帯と異なりコンディションも大幅に違うことから、各チームは独自のプログラムや2016年に向けた開発に時間を割くなど、セッション序盤はさまざまな作業に取り組むことになりました。

ルイス・ハミルトン

ルイス・ハミルトン

そんな中、各車が最初のシステムチェックの走行を終えると、最初のファーストランで早くも王者メルセデス勢がトップ2を占めます。まずは先行してタイム計測を重ねたニコ・ロズベルグが1分43秒895でトップに立って、コンマ1秒差でルイス・ハミルトンが続くと、2台は中盤のセカンドランでも積極的な走り込みをみせて、ハミルトンが残り30分を前に1分43秒754を記録し、チームメイトの暫定トップタイムをコンマ1秒更新します。対するロズベルグもセクター1、2で全体のベストタイムをマークするが、テクニカルセクションのセクター3でコースオフを喫し、ベストタイムを上回ることはできなかった。

セバスチャン・ベッテル

セバスチャン・ベッテル

一方、ライバルを追うフェラーリ勢はキミ・ライコネンが序盤から上位タイムを並べますが、セバスチャン・ベッテルはセッションの折り返しを過ぎてようやくコースイン。中盤、ライコネンのマシンにトラブルの兆候が見られましたが、これは一時的なMGU-Kのトラブルだったことが判明し、大きな問題にはつながらず、26周を走ったライコネンはメルセデス勢に次ぐ3番手タイムをマーク。ベッテルも終盤にかけて周回を稼いで、レッドブルのダニール・クビアトに続く5番手タイムをマークしました。

今季、チーム最高位となるコンストラクターズ5位を獲得し、今回記念の150戦目を迎えたフォース・インディアが、レッドブルのダニエル・リカルドを挟んで6番手と8番手につける好スタートをみせています。

逆に不安なスタートとなったのがロータスとマクラーレン・ホンダ。今回もロマン・グロージャンに代わってフリー走行1を託されたジョリオン・パーマーは水漏れの影響でなかなかコースインできません。残り10分のタイミングでようやくコースインにこぎ着けましたが、パーマーはわずか8周で貴重なセッションを終えてしまいます。

フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

また、最終戦をいい形で締めくくりたいマクラーレン・ホンダも終盤まで順調に周回を重ねていましたが、セッション終了間際にアロンソのマシンがパワーを失い、トラブルを抱えたままピットへ戻ることにまります。それまで20周を重ねていたアロンソですが、今後のセッションに不安を残す形となりました。15周を走ったジェンソン・バトンはチームメイトのひとつ前、13番手で最初のセッションを終えています。

F1第19戦アブダビGP フリー走行1回目の結果

フリー走行2

フリー走行2回目は初回のFP1から気温が2度下がって、路面温度も6度ほど低い29度というドライコンディションで幕を開けました。

セッションは開始早々ソフトタイヤを履いた多くのマシンが最初の走行をスタート。フリー走行1の最後に何らかのトラブルに見舞われていたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソもさっそくコースに飛び出して、タイム計測に移っています。

キミ・ライコネン

キミ・ライコネン

そのなか上位勢で最初にトップにつけたのがフェラーリの2台。キミ・ライコネンが1分43秒台でトップに立つと、チームメイトのセバスチャン・ベッテルもライコネンに続く2番手タイムをマークします。

しかし、ほどなくするとメルセデスのロズベルグがライコネンのタイムを塗り替え、なおもプッシュしたロズベルグは1分42秒台に突入。さらに、チームメイトに続いたルイス・ハミルトンが1分42秒524というタイムですかさずトップを奪って、早々とシルバーアローが1-2態勢を築き序盤のセッションをリードすることとなりました。

開始から30分が迫ると、フェラーリのライコネンがいち早くスーパーソフトにスイッチします。ここでライコネンはソフトタイヤのタイムを約1秒近く縮めてきますが、暫定トップ2のメルセデスには届きません。その後、ベッテルとテクニカルなセクター3で全体ベストを記録したダニエル・リカルドがロズベルグを上回わりますが、2台とも首位のハミルトンには届きませんでした。

一方、少し遅れてスーパーソフトに履き替えたメルセデスはロズベルグが1分41秒台に入れてトップに浮上。セクター2で全体ベストを記録したハミルトンはセクター3の遅れでロズベルグには及びませんでしたが、チームメイトにコンマ1秒差の2番手につけて、またもメルセデス勢がライバルとの差を築くことになりました。

セッションが後半に入ると、各車は決勝を見据えたロングランのプログラムに取り掛かります。しかし、ここではスーパーソフトを履いた多くのドライバーが10周弱でグレイニングの症状に見舞われて、唯一1分46秒台から入ったメルセデスの2台も周回が進むにつれてペースダウンを強いられる状況となります。

ただ、オプションのソフトタイヤではメルセデスのロズベルグが1分46秒台を並べる好ペースで周回。チームメイトのハミルトンをも上回る素晴らしい速さを見せます。

これに対して、ライバル勢では1分46秒~47秒というまずまずのペースを披露したフェラーリとレッドブル勢が2番手グループを形成。特にリカルドはフェラーリ勢には若干劣りますが、ある程度周回を重ねてもタイムの落ちがほとんど見られません。

結局、セッションはメルセデスが1-2のまま終了。3番手にはフォース・インディアのセルジオ・ペレスがつけましたが、彼のタイムは中盤以降に記録されたもので、その後のロングランではブレーキのオーバーヒートに見舞われて、途中で走行を打ち切ることになります。

またトロロッソのカルロス・サインツJr.もロングランを前にエンジン系統のトラブルに見舞われて、コース上にストップ。こちらも20周でセッション終了を余儀なくされました。

マクラーレン・ホンダは30周を重ねたアロンソが1分42秒955で9番手。31周を走ったジェンソン・バトンは1分44秒050で16番手となっています。

F1第19戦アブダビGP フリー走行2回目の結果

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