インディカー第7戦デトロイト決勝/ブルデーが2年連続の勝利

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インディセバスチャン・ブルデー(KVSHレーシング)インディカー 第7戦 デトロイトの決勝レースはベルアイルパークのストリートコースで行われ、セバスチャン・ブルデー(KVSHレーシング)が今シーズン初優勝を飾りました。予選11番手の佐藤琢磨(AJフォイト)はトップ10フィニッシュにあと一歩及びませんでした。

インディ決勝スタート予選はQ1で脱落。13番グリッドからスタートしたセバスチャン・ブルデー(KVSHレーシング)が70周のバトルの末にトップでチェッカーを受けました。
戦略で上位フィニッシュできることはありますが、“勝利”まで手繰り寄せるにはマシンをキッチリ仕上げ、スピードを備えていなければいけません。今日のブルデーとKVSHレーシングは、まさにそれを実現していたようです。レース中に少し雨がパラつきましが、ウェットタイヤが必要になることはありませんでした。

ブルデーの最初のピットストップは4周目と早め。レッドタイヤでの走行は最小限に留める作戦ですが、このタイミングだと3ストップで走り切れない可能性がありました。

コナー・デイリー(デイル・コイン・レーシング)

コナー・デイリー(デイル・コイン・レーシング)

それを知りつつ、この作戦に踏み切ったことが勝利に繋がったようです。2位でゴールしたデイル・コイン・レーシングのコナー・デイリーは、最初のピットを6周目にしていました。彼らはブルデーほど大胆にはなれませんでしたが、「イエローが出たりすれば、何とか3ストップで走りきれそう」というタイミングまでピットを待ちました。その差が1位と2位になった、と言えなくもないでしょうか。

1回目のピットストップの後、ブルデーとコナーは基本的に同じ作戦で走り続け、ゴールを前に燃料を少し補給するピットストップを行って、チェッカーまで走り切りました。ブルデーはデトロイトでの2年連続優勝(去年はレース2で勝利)=キャリア35勝目(チャンプカーでのもの含む)。デイリーは15番手スタートからキャリア初表彰台となる2位フィニッシュを達成しました。

ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)

ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)

3位はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)。
レース中盤にはペンスキー勢が1-2-3-4で、チームメイト同志の優勝争いになるかと思われましたが、予選3位だったモントーヤが粘り強さを見せてチーム内トップで表彰台に上りました。
4位には予選10位だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が食い込んで、予選2位だったエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は5位。
唯一ブラックタイヤでスタートする作戦を採用したカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)は6位でした。

ポールシッターのサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)はシーズン4勝目に向けてトップを走行しましたが、終盤に選んだ燃費走法の作戦が失敗。ペースが大きく落ちたことで順位を下げ、13位フィニッシュとなりました。「マシンは速かったが、作戦で苦しんだ。最後にピットに入る作戦に切り替えていたとしても、結果は大きく変わらなかったと思う」とパジェノー。今日は彼の日ではなかったということ。インディ500、デトロイトのレース1と2戦続けて芳しくないリザルトとなりました。開幕5戦で見せた強烈な勢いが失速しつつあります。

ドライバーコメント

1位:S.ブルデー(KVSHレーシング)

「真っ向勝負ではなかったけど、チーム・ペンスキーやチップ・ガナッシ・レーシング・チームのような強豪を相手に優勝できて嬉しい。作戦が大きな役割を果たしたのは事実だが、彼らは資金潤沢なビッグチームで、こちらは本当に小さなチーム。そんな自分たちがまた優勝できた。このオフにはフルタイムで働くクルーも大幅に少なくなっていたぐらいだが、そこからチームは一丸となって頑張り、今日、こうしてトップに返り咲くことができた」

2位:C.デイリー(デイル・コイン・レーシング)

「今日の2位は優勝と同じぐらい嬉しい!自分はまだまだ経験不足で、学ぶべきことが多い。今日はチームの作戦が見事だった。最後はタイヤ交換ナシでゴールを目指すことになったが、グリップは落ちなかった」

11位:佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)

「今朝のプラクティスでもマシンに満足はできなかったので、もう一段セッティングを変えて行く必要がありました。しかし、今日のレース用に施したセッティングは良くなかった」
インディカー第7戦デトロイト決勝 結果

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