インディカー ロード・アメリカ決勝/ウィル・パワーがポール・トゥ・ウィン

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インディカー 第10戦ロード・アメリカ決勝ウイル・パワー9年ぶりにロード・アメリカで開催されたインディカー・シリーズ第10戦。26日に行われた決勝レースは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がライバルを寄せ付けないまま、今季2勝目を挙げました。

インディカー第10戦ロード・アメリカ決勝降っていた雨も上がって迎えた決勝レース。各車が一団となって1コーナーに殺到しますが、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(ペンスキー)はしっかりポジションをキープし、順調にレースをリードしていきます。

予選2番手からスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)はパワーのすぐ後ろを行きますが、7周目に突如スローダウン。マシンをランオフエリアに止めてしまいます。

トニー・カナーン

トニー・カナーン

これで2番手に上がったのはトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)ですが、すでにパワーとは5秒の差があります。

11周を走りきった頃から、各車が1回目のピットイン。パワーとカナーンのトップ2台は12周を走り終えたところでピットインを行ない、15番手スタートだった佐藤琢磨(A.J.フォイト)もここでピットインしてレッドタイヤにつなぎ、琢磨は8番手まで浮上していました。

佐藤琢磨

佐藤琢磨

13周目にグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)がピットインし、カナーンの前でコースに復帰しますが、タイヤは温まっておらず、すぐカナーンに抜き返されてしまいます。

パワーは相変わらず快調なペースで飛ばしていき、カナーンにやはり5秒の差をつけてひとり旅の状態。上位勢では唯一レッドタイヤを履いている琢磨のペースも良く、前を行くライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ)に近付いていきます。

24周を終えた時点から、各車2度目のピットイン。琢磨は25周目終了時点でピットに入って、ハンター-レイの前に出ることに成功。しかしここで痛恨のピットレーン速度違反を犯して、ドライブスルーペナルティを課せられてしまいます。これで琢磨は18番手まで下がることになってしまいます。




残り時間も無く35周というところで、4番手を行くポイントリーダーのシモン・パジェノー(ペンスキー)がレイホールとカナーンを立て続けに交わして2番手に浮上。そのパジェノーはペースを上げ、抜いた2台をあっさりと引き離すと、圧倒的な速さで徐々にパワーに近付いていきます。

38周目を走り終えた時点で、先頭のパワーがピットイン。カナーン、エリオ・カストロネベス(ペンスキー)、琢磨もピットに入ります。琢磨は、このピットでも再び速度違反を犯して、再度のドライブスルーペナルティを課せられてしまいます。琢磨のマシンには、スピードリミッターのトラブルが出ていたようです。

パジェノーは39周目にピットイン。パワーの真後ろでコースに復帰。しかしこの直後、コナー・デイリー(デイル・コイン)が1コーナーでコースオフ。ハイスピードでウォールにクラッシュしてしまいます。直前に左リヤのサスペンションが壊れた模様。これでフルコースイエローコーションとなって、隊列が縮まります。

デイリーのマシン撤去には時間がかかって、45周目からレース再開。残り6周のスプリントレースの幕開けです。3番手カナーンに、4番手レイホールが襲いかかりますが、カナーンはこれをなんとか抑えます。




5番手のカストロネベスには、6番手チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)が並びかけ、46周目の1コーナーをサイド・バイ・サイドで進入し、非常に激しいバトルとなっています。

グラハム・レイホール

グラハム・レイホール

パジェノーはペースが上がらず、カナーンとレイホールに立て続けに抜かれてしまい、さらにはカストロネベスの攻撃にもさらされます。エンジンにトラブルが発生したようです。ただし、カストロネベスにはブロッキングのペナルティが課せられ、2ポジション後ろのキンボールまで先行させるように指示が出ます。

パジェノーを抜いた後のカナーンのペースは素晴らしく、最終ラップに入った時点でパワーとの差は0.4秒。しかし、パワーにはまだプッシュ・トゥ・パスが残っていました。パワーは裏ストレートでこれを使って、カナーンとの差を確保。

ウイル・パワー

ウイル・パワー

この差を最後まで保ち、トップでチェッカーフラッグを受けました。
これでパワーはデトロイト・レース2に続いて連勝を果たしました。

2位にはカナーン、3位にはレイホールが入りました。パジェノーはレースを走りきったものの、結局13位まで下がってしまいました。佐藤琢磨は17位フィニッシュでした。

インディカー ロード・アメリカ決勝 結果




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