スーパーフォーミュラ岡山第1レース決勝/バンドーン初優勝

この記事は4分で読めます

%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%a9%e7%ac%ac5%e6%88%a6%e5%b2%a1%e5%b1%b1%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b9%ef%bc%91%e3%81%a7%e8%a1%a8%e5%bd%b0%e5%8f%b0今週末は、平成28年熊本地震の影響により開催が中止されたオートポリス戦の代替レースとして岡山で実施され、これまでとは異なる2レース制という新たなレースフォーマットが採用されています。

例年、鈴鹿サーキットで行われているシリーズ最終戦では日曜日に決勝を2度行う2レース制が採用されていますが、今週末は土曜日、日曜日の両日とも予選と決勝が岡山国際サーキットで行なわれています。

%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%a9%e7%ac%ac5%e6%88%a6%e5%b2%a1%e5%b1%b1%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%92%e5%8f%97%e3%81%91その1レース目の予選と決勝が、9月10日に開催され、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がスーパーフォーミュラ初優勝を飾りました。

1大会2レースという特別フォーマットの今大会、これまで同様に1時間の練習走行の後、わずか1時間のインターバルを挟んでRace 1の公式予選が行われました。

ポールポジションは中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。2番手にはチェッカーラップまでプッシュした国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が今季ベストグリッド獲得。バンドーンと野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のダンデライアンの2人が2列目に並びました。

スタートラインを越えてしまった中嶋一貴

スタートラインを越えてしまった中嶋一貴

昼過ぎまでは強い日差しが降り注いで焼けるような暑さも感じられましたが、決勝レース時には空も薄曇りとなり、いくらか日差しの強さも和らぎますが、気温32℃、路面温度42℃と高い中、ダミーグリッドからフォーメーションラップへと各車がマシンを動かす中、ポールポジションの一貴がスターティンググリッドを間違えるハプニング。

PPのグリッドのひとつ先、スタートラインを越えて止まってしまいます。また、その後、一貴がさらに走行を始めてしまったことで、全車が一度コントロールラインを通過し、再度グリッドについたところでスタートディレイとなりました。

抜群のスタートを切ったバンドーン

抜群のスタートを切ったバンドーン

一貴は最後尾グリッドに降格、周回数は2周減算となり、28周で改めて午後3時54分にレースがスタート。仕切り直しでトップグリッドを得たのは国本でしたが、これを抜群のスタートでかわしたのがバンドーン。

シグナルが消灯後すぐ、鮮やかに国本を抜くと、オープニングラップで1.3秒のギャップを作ってレースをリード。2周目には唯一1分17秒台をたたき出し、その後も1分17秒台の速いペースを連発。ぐいぐいとギャップを広げていきます。2番手につける国本も、4周目には17秒台に入ってバンドーンを追いかけます。3番手には、予選6位からスタートでポジションを上げたナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)。カーティケヤンにかわされた野尻は4番手にとどまり、その後ろではこちらもスタートでポジションを上げた中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)と、大祐にかわされていた塚越広大(REAL RACING)が激しいバトルを展開していました。

6位でフィニッシュした中嶋大祐

6位でフィニッシュした中嶋大祐

大祐対塚越の戦いは4周目のバックストレートエンドで決着。オーバーテイクシステムを使って塚越がアウト側から大祐をかわし、5番手に順位を取り戻しました。

その他、各所で接近戦が展開されることもありましたが、大きな順位変動はなくレースが進んでいきます。バンドーンと国本はともに1分17秒台のタイムを並べていきますが、バンドーンはほぼ全ラップで国本を少しずつ上回るタイムで周回を重ねていくため、じわじわと両者の差は広がっていきました。

終盤は国本がバンドーンのラップタイムを上回る周もあり一旦は差が縮まりますが、4秒以上の差は埋められないまま、バンドーンがトップチェッカー。スーパーフォーミュラ参戦5戦目にして初優勝を飾りました。バンドーンは今回の優勝でランキング5位に浮上しています。

2位の国本は今季ベストリザルトで、シリーズランキングで4ポイントを獲得しランキングトップに浮上。カーティケヤンは3位で今季初表彰台獲得となりました。ペナルティから最後尾スタートとなった一貴は他車と接触があった模様で、テールランプを破損。いったんガレージにマシンを戻すこととなりましたが、その後コースに復帰し、6周遅れでチェッカーを受けています。

スーパーフォーミュラ第5戦 岡山第1レース決勝 結果


ドライバーコメント

優勝:ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「僕にとってのスーパーフォーミュラ初優勝を、この岡山で飾ることができて最高の気分だ。今週は(来季F1へ昇格するという)嬉しいアナウンスもできているから、本当に勝てて嬉しいよ。今日は朝のフリー走行から調子が良く、予選でも3位を獲得できた。決勝でもオープニングからトップに立って、その後は周を重ねるごとに少しずつギャップを広げることができた。とにかくトップでチェッカーを受けることができて最高だ。」

2位:国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)

「非常に残念です。ああいう形(中嶋一貴への最後尾グリッド降格ペナルティ)でしたけど、1番前からスタートできる状況でした。しかし、事前に練習していた時とクラッチのバイトポイントが変わっていて、動き出しが遅れてしまい、ストフェル(・バンドーン)選手に前に行かれてしまいました。そのあと、ストフェルには徐々に離されてしまいましたけれど、原因は分かっているので明日は修正できると思っています。スタートに関しても、出遅れた理由が必ずあります。原因をしっかりと探して同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。明日は予選でポールポジションを獲って、確実に優勝できるよう準備を整えます。」

3位:ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO Team LeMans)

「まずはストフェル(・バンドーン)を祝福したい。シーズン初年度からスーパーフォーミュラで優勝を飾り、来季はF1にフル参戦するんだからね。僕のレースに関しては、いいスタートを切れたと思う。クニモトさんともバトルを繰り広げたけれど、その後は3位を死守することに専念した。レース後半になるにつれ、マシンの調子が良くなっていったから、クニモトさんに追いつけるかもと考えたけれど、ギャップが大きすぎた。今年はシーズン序盤から苦戦を強いられているが、今日はその苦難を乗り越えて3位を獲得できたことは本当に嬉しい。今後もこの流れを維持できるよう全力を尽くすよ。」

%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%a9%e7%ac%ac5%e6%88%a6%e5%b2%a1%e5%b1%b1%e4%b8%ad%e5%b6%8b%e4%b8%80%e8%b2%b419位:中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)

「グリッドを行き過ぎちゃっただけです。いつもの通りの感覚で行って、スタートラインが目に入っていたので“そこら辺かな”と思いつつ行きました。最後のバーンアウトが終わってグリッドについたら、いつもとグリッドの形が違うなと感じて、そこで行き過ぎたと気づきました。ここはグリッドに番号がはっきりと書いてなくて、(オフィシャルが提示する)看板を見ていないと(グリッドの位置が)分からないといえば分からないんですよね。ちゃんと看板を見ていればよかったので、自分がアホなだけでした。チームには申し訳ないです。」




  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2015年度

スーパーGT第2戦富士 決勝レースはMOTUL AUTECH GT-Rが完勝! フォーミュラE 開幕戦 決勝/セバスチャン・ブエミ圧勝 WEC第2戦スパ決勝は7号車アウディが2連勝 「グランツーリスモ6」が“アイルトン・セナ・トリビュート”を無料公開 F1バーレーンGP決勝レース ハミルトンがポール・トゥ・ウィン! インディカー第3戦 決勝はシボレー勢の圧勝 フォーミュラE 第6戦 ネルソン・ピケJr.が優勝 フォーミュラE 第7戦 モナコ決勝/ブエミ ポール・トゥ・ウイン インディ第5戦決勝レース/ウィル・パワーがポールtoウイン F1スペインGP 決勝/ニコ・ロズベルグが今季初ポール・トゥ・ウィン WTCCニュル決勝レースはシトロエンが連勝 ニュル24時間/僅差でアウディ連覇 フォーミュラE第8戦ベルリン/ルーカス・ディ・グラッシが今季2勝目 スーパーフォーミュラ岡山/石浦宏明ポールトゥウィン F1モナコGP 決勝レース/ニコ・ロズベルク優勝 インディ500/モントーヤ選手が15年振りの勝利 世界ラリークロス第4戦/ソルベルグが今季2勝目 インディカー第7戦デトロイト決勝/ムニョス選手が初勝利 ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0/笹原右京、初優勝! 佐藤琢磨今季初表彰台/インディカー第8戦デトロイト決勝 フォーミュラEモスクワ決勝/ピケJr.完勝 F1カナダGP決勝/ハミルトン逆襲のポール・トゥ・ウィン WTCCロシア、ホンダのモンテイロが2年振りの勝利 ル・マン24時間レース/ポルシェ勢圧勝1・2フィニッシュ インディ第10戦トロント決勝/ニューガーデン今季2勝目 スーパーGTタイ決勝/GT500クラスS Road MOLA GT-Rが昨年の雪辱V F1 オーストリアGP 決勝/またもやメルセデス1・2フィニッシュ フォーミュラE第10戦決勝/ブエミがポール・トゥ・ウイン インディ第11戦フォンタナ決勝/グラハム・レイホール優勝 フォーミュラEロンドン決勝/サム・バード優勝ピケJr.初代王者 F1イギリスGP 決勝/ハミルトン逆転母国V インディカー第12戦決勝レース/セバスチャン・ブルデー優勝 スーパーフォーミュラ富士 決勝レース/オリベイラ優勝 一貴2位 インディカー第13戦 アイオワ決勝/ハンター-レイが今季初優勝 F1ハンガリーGP決勝/ベッテルが今季2勝目ビアンキに捧ぐ インディカー第14戦オハイオ 決勝/レイホール地元で今季2勝目 スーパーGT富士決勝/D'station ADVAN GT-R大逆転 F1ベルギーGP決勝/メルセデス1-2フィニッシュ インディ ポコノ戦決勝/ハンター-レイ勝利 スーパーフォーミュラもてぎ決勝/石浦ポール・トゥ・ウイン スーパーGT鈴鹿1000km決勝/PETRONASが今季初V WECニュル/ポルシェ圧勝ウェーバー初優勝 インディ最終戦決勝/ディクソンが逆転で王者獲得 F1イタリアGPの決勝/ルイス独走V、ベッテル2位、ロズベルク出火 スーパーフォーミュラ オートポリス/中嶋一貴初勝利 WEC第5戦オースティン決勝/ポルシェ919が2連勝 スーパーGT SUGO/GT500 大波乱でRAYBRIG NSXが今季初勝利 F1 シンガポールGP決勝/跳ね馬ベッテルがポール・トゥ・ウイン F1日本GP決勝/メルセデス1・2フィニッシュ WEC第6戦富士決勝/ポルシェの逆転で1-2獲得 F1ロシアGP決勝/ルイス・ハミルトン圧勝 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO/ロッテラーがポール・トゥ・ウイン F1アメリカGP 決勝/ルイス・ハミルトン今季10勝目 スーパーGTオートポリス決勝/GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rの勝利 スーパーGTオートポリス決勝/GT300クラスはB-MAX NDDP GT-Rの勝利 F1第メキシコGP決勝/ロズベルグポール・トゥ・ウインで完勝 WEC上海決勝/ポルシェ4連勝 フォーミュラEプトラジャヤePrix決勝/ディ・グラッシ優勝 スーパーGT もてぎ決勝/GT500はKeePer TOM'S RC Fがポール・トゥ・ウイン スーパーGT もてぎ決勝/GT300はTOYOTA PRIUS apr GTがポール・トゥ・ウイン F1第ブラジルGP決勝/ロズベルグ ポール・トゥ・ウイン WEC最終戦バーレーン決勝/18号車ポルシェ優勝 F1最終戦アブダビGP決勝/ロズベルグがポール・トゥ・ウイン

カテゴリー

アーカイブ