スーパーフォーミュラ 最終戦鈴鹿 レース2/ストフェル・バンドーンがV

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レース2スタート

レース2スタート

国本がシーズン2勝目を挙げた午前のレース1終了から約4時間。レース2は距離も19周から35周に伸び、タイヤ交換が義務づけられます。太陽もわずかに西に傾きかけた午後2時45分、今シーズン最後のレースがスタートしました。

2番手スタートからホールショットを決め逃げるストフェル・バンドーン

2番手スタートからホールショットを決め逃げるストフェル・バンドーン

ホールショットを奪ったのは、イン側2番グリッド発進のバンドーン。ポールシッターの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は2番手に続きますが、タイトルがかかる国本はわずかに遅れ、VANTELIN TEAM TOM’Sの2台にかわされ6番手まで後退します。

オープニングラップを終えるとバンドーンを先頭に石浦、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップ3を形成します。

一方で、混雑をさけレース序盤にピットイン義務をこなすマシンたちが1周目から現れます。スタートでポジションを上げた中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、さらに中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)ら5台は1周目でのピットインを選択し、翌周には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)らがピットイン。関口はピット作業で時間がかかって、可夢偉がこれを逆転しています。

3周目にはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がピットイン。無給油作戦で一貴の前でコース復帰に成功すると、コールドタイヤながら一貴を抑えこんで、ピット作業が済んだマシンの中でトップに立つことに成功します。この時点で、暫定トップを走るバンドーンとオリベイラとは48秒の差が開いていましたが、このレースはピットインが義務づけ。上位を走るマシンたちがいつピットインをこなして、そして義務をこなしたグループとどんな位置関係になるのか注目が集まります。

コース上に残った上位3台のなかで、いち早くピットに入ったのはロッテラーでした。12周を終えてピットに入ると、11.6秒の作業時間でオリベイラの前でコースに復帰。16周目にはトップ2台が同時にピットに入って、順位は変わらないまま序盤の貯金を活かして、ロッテラーの前でコース復帰に成功しています。

この時点でいまだにピットに入らず、暫定トップに立っていたのはランキング首位の国本。ここからペースを上げ、自己ベストタイムを連続で塗り変えると、23周目に入ったあたりでチームもピットインの準備に入りました。


しかし、国本がピットインを予定していた24周目に、伊沢拓也(REAL RACING)がスプーンカーブでクラッシュ。これによってセーフティカーが入いります。国本はそのままピットインして、作業を済ませてコースに復帰しましたが、7番手に後退してしまいます。

上位はバンドーン、石浦、ロッテラーと変わらず、27周目にリスタートが切られます。バンドーンはここでもスタートダッシュを決めて石浦との差を広げ、逆に石浦はロッテラーに迫られますが、オーバーテイクシステムの応酬で何とかポジションを死守。その後方では、5番手に浮上していたベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)が4番手オリベイラに1コーナーで襲いかかりますが、止まり切れずにコースオフして、国本のすぐ目の前まで後退。バゲット、国本、そして8番手につけたジェームス・ロシター(KONDO RACING)と中団グループは接近戦を展開しました。

山本尚貴がナレイン・カーティケヤンと競り合い、最終コーナーでクラッシュ

山本尚貴がナレイン・カーティケヤンと競り合い、最終コーナーでクラッシュ

しかし波乱はまだ終わりません。レースも終盤に入り随所でバトルがみられるなか、28周目の最終コーナーで大きなタイヤスモークをあげながら山本尚貴(TEAM無限)がスピン。タイヤバリアにヒットし、マシンを止めます。これによって、このレース二度目のセーフティカーが入ります。

残り4周でのリスタートでは、逆転タイトルへの最後のチャンスとばかりに、ロッテラーが石浦を猛追。1コーナーで逆転に成功し、さらに鬼気迫る走りで、首位のバンドーンにも迫っていきます。両者の差は33周目には1.2秒、34周目には0.9秒とみるみる縮まります。

ファイナルラップのバックストレートではテール・トゥ・ノーズにまで迫りますが、バンドーンはここで温存していたオーバーテイクシステムを使って、逃げ切りに成功。来季からマクラーレン・ホンダのドライバーとしてF1に参戦するバンドーンが、王座経験者のロッテラーを振り切り、スーパーフォーミュラ最後のレースを優勝で飾りました。

チャンピオンを獲得した国本雄資

チャンピオンを獲得した国本雄資

激しいトップ争いの背後では、国本の前でバトルをしていた塚越広大(REAL RACING)が31周目にコースオフ。これにロシターが巻き込まれ接触したため、国本は6番手にポジションを上げることに成功。そのままチェッカーを受けてシリーズポイントを加算し、自身初のシリーズチャンピオンが確定しました。

スーパーフォーミュラ 最終戦鈴鹿 レース2結果




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