スーパーGT第8戦もてぎ最終戦/GT300 土屋&松井組が逆転優勝

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TOYOTA PRIUS apr GT

TOYOTA PRIUS apr GT

今シーズン最終戦の決勝レースは、気温が20℃を超え、暑さも感じられるコンディションでスタート。ポールシッターの31号車TOYOTA PRIUS apr GTを筆頭に、LEON CVSTOS AMG-GT、マネパ ランボルギーニ GT3のトップ3は予選から順位を変えず、さらにグッドスマイル 初音ミク AMG、SUBARU BRZ R&D SPORTを含めた上位5台は団子状態で後続との差を広げていきます。

一方、VivaC 86 MCのスタートドライバーを努めた土屋武士は、序盤はペースを抑えていたのでしょうか、ポジションを落とす展開となってしまいます。

10番手まで後退したVivaC 86は16周を終えてピットイン。ここでタイヤ無交換作戦に出て作業時間を短縮し、同タイミングでピットに入ったLEON AMGの背後でコースへ復帰します。

VivaC 86 MC

VivaC 86 MC

VivaC 86はピットアウト直後からLEON AMGを猛追。タイヤ交換し冷えたタイヤを装着しているLEON AMGに反撃を許さず、3コーナーでオーバーテイクを決め、ポジションをひとつあげます。その翌周、トップを走っていた31号車プリウスもピットインすると、チームはタイヤ無交換作戦を敢行。クラス首位を維持したまま戦列へ復帰します。ほぼ全車がピット作業を済ませた31周目時点で、トップは31号車プリウスで変わりません。2番手にVivaC 86、3番手にLEON AMGというポジションでレース後半戦に向かいます。

31号車プリウスとVivaC 86のギャップは1.6秒ほどありましたが、VivaCの松井孝允が一気にペースアップし、32周目には1秒差、さらに33周目には0.3秒差まで迫ります。


そして34周目、松井が31号車プリウスの中山雄一の背後に迫ると、V字コーナーのブレーキングで松井が一瞬マシンをアウトに振るフェイント。これに中山が反応した隙を見逃さず、松井が中山のインに飛び込んでオーバーテイクに成功します。

交わされた中山も続くヘアピンからダウンヒルストレートにかけて反撃を試みますが、前を行く松井は90度コーナーの飛び込みできっちりブロック。これでVivaC 86が総合首位に躍り出ます。前がクリアになった松井は、その後徐々に2番手以降との差を広げていきます。

レース終盤には中山もラストスパートをかけて1秒差まで詰め寄りますが、オーバーテイクには至りません。VivaC 86が第7戦タイに続く、今季2勝目を挙げ、シリーズチャンピオンを獲得しました。来季はスーパーGTの第1ドライバー登録を行わないという土屋武士にとっても嬉しい戴冠となりました。

決勝ではトップ争いのほか、3位争いもヒートアップ。17周目とライバルより早いタイミングでピットインし、暫定3番手までポジションを上げていたB-MAX NDDP GT-Rと、26周目にピットインしてB-MAX GT-Rの目前でコース復帰を果たした初音ミク AMGが、20周近くに渡って激しい接近戦を展開します。

ストレートスピードで勝るB-MAX GT-Rのヤン・マーデンボローとブレーキングで勝る初音ミク AMGの谷口信輝は、何度かサイド・バイ・サイドの争いを繰り広げた後、45周目のV字コーナー飛び込みで、谷口がマーデンボローを交わして3番手に浮上。そのまま逃げ切って、開幕戦以来となる今季2度目の表彰台を手に入れました。

ZF Awardの年間ベストメカニック賞を受賞したVivaC team TSUCHIYA

ZF Awardの年間ベストメカニック賞を受賞したVivaC team TSUCHIYA

また、スーパーGTのレースウイークに素晴らしいパフォーマンスをしたメカニックに送られる『ZF Award』。2016年シーズンの年間ベストメカニック賞は、シリーズ参戦2年目でチャンピオンを獲得したVivaC 86 MCを走らせるVivaC team TSUCHIYAに送られました。

スーパーGT第8戦もてぎ 決勝結果




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