ニコ・ロズベルグがF1電撃引退

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チャンピオンを獲得したニコ・ロズベルグ

チャンピオンを獲得したニコ・ロズベルグ

デビューから10年目となる2016年シーズン、緊迫した空気のなかで行われた最終戦アブダビGPでロズベルグのタイトルが決定して、チームメイトのルイス・ハミルトンを打ち破って、栄冠を手にした矢先、金曜日ウイーンで開催されるFIAの表彰式『プライズギビング・ガーラ』を前にロズベルグが突如、F1からの引退を表明しました。以下のようなコメントを発表しています。

「これでF1でのキャリアを終えることを決めたと、伝えさせてもらいたい。説明するのは難しい。6歳でレースを始めて以来、F1でチャンピオンになることは、僕にとって非常に明確な夢だった。いま、それが達成できた。25年間にわたって周囲の人々、ファン、チーム、家族や友達に助けられながら、すべてをレースに注ぎ込んできて、今年やり遂げることができたんだ」

チャンピオンを獲得しドーナツターンを披露するニコ・ロズベルグ

チャンピオンを獲得しドーナツターンを披露するニコ・ロズベルグ

「これまでのことは永遠に記憶に残る、素晴らしい経験になったよ。それと同時に、過去2年間はルイスに負け続けていたから、ものすごくつらいものでもあった。僕にとっては極めて困難な時期が、モチベーションに火をつけた。僕自身ですら、最終的には逆転して夢を達成できるなんて、思ってもみなかったよ」

そして、ロズベルグが引退することによってメルセデスは代わりのドライバーを考えなければなりません。

ロズベルグの引退を素直に受け入れたというウォルフ代表

ロズベルグの引退を素直に受け入れたという
ウォルフ代表

メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、引退することになった新ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグの代わりにシートに座る2017年のドライバーについて 「必要な時間を取る」とのコメントを残していますが、候補についてさまざまな憶測が広がっています。

メルセデスのジュニアチームから今季F1に昇格したばかりのパスカル・ウェーレインは、マノーでF1初のシーズンを終えたばかりですが、ニコに代わってメルセデスF1のシートに収まる有力候補のひとりです。しかし、ウォルフはルイス・ハミルトンのパートナー探しについては、急いで決断するつもりはないようで、次のように語っています。

「チームにとってこれは予想外の状況だが、エキサイティングなものでもある。我々はF1のテクニカル・レギュレーションが変わる新時代に入っており、来季に向けてメルセデスのコクピットはどのドライバーにも自由に開かれている。この選択できる権利を吟味して、正しい未来に向けて必要なだけ時間を取るつもりだ」


マンセル(左)とプロスト(右)

マンセル(左)とプロスト(右)

実は、過去にもワールドチャンピオン獲得後にF1を引退した例はありました。
1992年のナイジェル・マンセル、1993年のアラン・プロストが直近の例です。
しかし、2人ともシーズン途中に引退宣言を行なっていましたので、共に次のシートは確約されていない状況でした。しかも2人ともベテラン中のベテラン。円熟味を増していた時期でしたので、彼らの引退が近い事は誰もが予想出来ました。

それに比べて今回のロズベルグはあまりにも突然の引退宣言で、年齢も31才という若さ。でも来季以降のF1は、タイヤサイズの変更や空力カバーの大型化など、タイムアップを図るアグレッシブなマシンに変貌します。

バトン(左)とマッサ(右)

バトン(左)とマッサ(右)

ドライビングスタイルも当然変えなくてはならなくなり、フィジカル面でも大きな負担は背負わなくてはならなくなり、メルセデスと言えども、最速マシンである保証はありません。そんな事を考えると、このタイミングはベストかも知れませんね。

これで、今季引退するドライバーは、フェリペ・マッサとジェンソン・バトン、そしてニコ・ロズベルグと3名になりました。スター選手の引退はF1にとって、あまりにも大きな損失になる事でしょう。




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