フォーミュラE:モナコはF1コースの短縮版

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monaco025月9日に開催されるフォーミュラE第7戦モナコePrixのコースが発表されました。
モナコePrixは、F1のモナコGPを開催するモンテカルロ市街地コースの距離を約半分に短縮、12のコーナーを持つ1周1.76kmのコースで行われることになります。

スタート/フィニッシュライン、そしてピットレーン、メインストレートもF1コースと同じで、1コーナーのサンテ・デ・ボーテをターンした後はボー・リバージュを登らず、海沿いの道へと至ります。
これを真っすぐ行くと、トンネル出口に存在するヌーベルシケインに到達し、ここでUターンする形で再びF1コースに合流します。
ヌーベルシケイン、タバコ・コーナー、プールサイドシケイン、ラスカスとアントニー・ノーズを経由して、メインストレートに戻りますので、F1で名物になっている、カジノ前やミラボー、ホテルヘアピン、ポルティエ、トンネルはモナコePrixでは使われないということになります。
ちょっと淋しいですね。なおこのコースについては、FIAの承認待ちだそうです。

元F1ドライバーでフォーミュラEでチームを所有するヤルノ・トゥルーリのコメント

「トラックはF1サーキットの半分を取り入れている。フォーミュラEカーには十分だ。オーバーテイクにいいと思う」
「タバコとスイミングプール・コーナーはF1で非常に刺激的だった」
「フォーミュラEカーではちょっと楽だろうけど、それでもまだチャレンジングだ」

フォーミュラE 音のないレースの魅力

フォーミュラEとは、化石燃料を使用しない電気自動車フォーミュラカーの事。
2014年9月13日の北京からFIA フォーミュラE選手権が開催されています。
都市部の大気汚染対策となる電気自動車の普及促進を狙い、レースは世界各地の大都市や有名リゾート地の市街地コースで行なわれます。シリーズは秋に開幕し、年をまたいで年間10戦程度が行なわれる予定です。

F1と違ってマシン音が小さく、少し物足りないという方もいますが、これはこれで地球に優しいマシンの魅力でもあります。

日本でのテレビ放映権はテレビ朝日が獲得していて、同社の保有する地上波・BS(BS朝日)・CS(テレ朝チャンネル)の3波を活用して全戦生中継を行います。フリー走行はBS朝日、予選はテレ朝チャンネル、決勝レースは地上波のテレビ朝日にて放送されることが発表されましたが、この体制で放送されたのは開幕戦の北京大会のみで、以降は決勝レースについてもBS朝日での放送となっています。
後に地上波ではレース後1週間後を目安として決勝レースの録画放送がされるようになりました。
全試合で解説は片山右京さん、実況は田畑祐一さんが務めます。

オフィシャルカーはフォーミュラE選手権の公式パートナーのBMWが供給し、セーフティーカーにi8を2台とオフィシャルカーにi3を2台の計4台が供給されました。
なおセーフティーカー(正式名称はクアルコム・セーフティーカー)のドライバーは、長年WTCCでセーフティーカーのドライバーを務めるブルーノ・コレイアが務めます。

フォーミュラE 日程

R1 2014年09月13日 北京(中国)
R2 2014年11月22日 プトラジャヤ(マレーシア)
R3 2014年12月13日 プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)
R4 2015年01月10日 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
R5 2015年03月14日 マイアミ(アメリカ)
R6 2015年04月04日 ロングビーチ(アメリカ)
R7 2015年05月09日 モンテカルロ(モナコ)
R8 2015年05月23日 ベルリン(ドイツ)
R9 2015年06月06日 モスクワ(ロシア)
R10 2015年06月27日 ロンドン(イギリス)
R11 2015年06月28日 ロンドン(イギリス)

フォーミュラE 参戦チーム&ドライバー

フォーミュラEには、10チーム22名のドライバーが参戦します。
アイルトン・セナの甥ブルーノ・セナ、アラン・プロストの息子ニコラス・プロストの“新セナ・プロ対決”も注目です。
また、ミケーラ・セルッティ、キャサリン・レッグと2名の女性ドライバーが参戦することも話題となっています。

アウディ・スポーツABT ルーカス・ディ・グラッシ
ダニエル・アプト
ヴァージン・レーシング ハイメ・アルグエルスアリ
サム・バード
マヒンドラ・レーシング ブルーノ・セナ
カルン・チャンドック
アンドレッティ・オートスポーツ フランク・モンタニー
シャルル・ピック
トゥルーリGP ヤルノ・トゥルーリ
ミケーラ・セルッティ
ヴェンチュリー ニック・ハイドフェルド
ステファン・サラザン
アムリン・アグリ キャサリン・レッグ
佐藤琢磨
(アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ)
e.dams セバスチャン・ブエミ
ニコラ・プロスト
ドラゴン・レーシング オリオール・セルビア
ジェローム・ダンブロシオ
チャイナ・レーシング ネルソン・ピケJr.
ホーピン・タン

レギュレーション

フォーミュラE公式サイト、FIAプレスリリースより。
・選手権はドライバー部門とチーム部門がある。ドライバー部門は年間成績のうち下位2戦を切り捨てる有効ポイント制。チーム部門は全成績が対象となる。
・ポイントは1位から10位まで順に25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイント。ポールポジション3ポイント、ファステストラップ2ポイント
・レースは土曜日のワンデイイベント。
・練習走行は1回のみ、60分。
・予選は55分。ただし走行時間は40分。5台ごとにグループとなり計4グループに分かれて行う。各グループで10分間タイム計測を行う。練習走行のタイム順に1台ずつ出走し、最大4周まで(アタックラップは2周)。
・決勝レースは最大で60分。フォーメーションラップはなし(初開催の第1戦のみフォーメーションラップありで行われた)。スターティンググリッドから2列下がったダミーグリッドについた後、スターティンググリッドに移動してからスタンディングスタートでレースが開始される。
・レース中にマシン乗換えのための最低1回のピットストップが義務付けられる。
・乗り換え前と後の2台のカーナンバーを異なる色にする。
・時間制限が設定されており、ガレージ内での乗り換え作業は50秒以上かけなければならず、ピットインからピットアウトまでのトータルタイムも指定秒数(レース毎に指定)以上をかけなければならない。
・タイヤがパンクした場合を除き、マシン乗り換え時にタイヤ交換作業は行なえない。
・練習走行と予選ではパワーユニットの最大出力 (200kw/270bhp) を使用可。決勝レース中はセーブモード (150kw/202.5bhp) に制限されるが、ファンブーストを持つドライバーは車につき5秒間のあいだ最大出力を180kw/243bhpに上げることが出来る。
・SNS上で最も支持されたドライバーのみ追加でプッシュ・トゥ・パスを使用できるというファン連動システムを導入[16]。これは「Fan Boost(ファン・ブースト)」と命名された。
・参戦するには最低でも国際B級ライセンスを持った上でFIAからeLicenceを取得する必要がある。
・1シーズンにつき、各ドライバーは車毎にモーター・バッテリーパック・ギアボックスの使用は1つまで。
・1イベントにつき、最大で5つの前輪用タイヤと5つの後輪用タイヤが使用できる。
・1チームに於いて車のオペレーションスタッフは12名まで。
・セーフティカー手順はFIA標準に従う
・公式以外のテストは認めない

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