ミミナナってどんな術式を持っていて、どれくらい強いの?
上記のように疑問に思った方は多いのではないでしょうか。
作品内で戦闘シーンがほとんど描かれていないため、術式や強さが分かりにくいキャラですよね。
当記事では、枷場美々子・菜々子の術式と強さを考察していきます。
枷場美々子・菜々子とは?
枷場美々子・菜々子は、漫画『呪術廻戦0巻』で初登場した夏油傑と行動を共にする双子の呪詛師です。
幼少期は地図にも載らないような田舎で暮らしていましたが、不思議な力(術式)があることを不気味がられ、虐待を受けていたところを高専時代の夏油に救われました。
それ以降は「夏油様が言えば黒も白だし、白も黒なんだよ」と発言するほど夏油に心酔しており、夏油一派に加わって一般人の殺害に加担しています。
枷場美々子の術式と強さ
まずは枷場美々子の術式と強さを考察していきます。
美々子は「人形」を用いた術式を使用
枷場美々子は、縄で括られたてるてる坊主のような人形を用いた術式を使用します。
人形したことが標的にも反映される術式らしく、百鬼夜行では補助監督3名が術式効果によって首を吊られていました。
公式ファンブックでは「主に縄で吊って攻撃する」とあるので、縄以外の攻撃パターンもある可能性が高いですね。
発動条件は一切判明しておらず、一度に対象にできる人数は1人だけなのか、それとも範囲内であれば複数人を対象にできるのかもわかっていません。
美々子の強さは甘く見積もって準2級程度
美々子の強さは3級呪術師、甘く見積もって準2級呪術師レベルと予想します。
偽夏油との会話から“縛り”についての知識が乏しいことが分かっており、術式の熟練度や理解度も低そうです。
術式に関しては初見殺しに近い能力ですが、格上の呪術師を相手にしたらすぐに”人形を媒介にする術式”であることを見破られそうですし、術式発動の条件を満たせずに終わる可能性もあるでしょう。
高専1年で天才と呼ばれる伏黒恵が2級呪術師なので、伏黒のレベルに届いていることはありえません。
もちろん、等級が強さのすべてではありませんが、判断材料が少ないため3級~準2級と予想しました。
枷場菜々子の術式と強さ
次は枷場菜々子の術式と強さを考察していきます。
菜々子は「スマホ」を用いた術式を使用
枷場美々子は、スマートフォンを媒介にした術式を使用します。
カメラに写った被写体に何らかの影響を及ぼす術式で、作中では漏瑚の攻撃を受ける前に自分と美々子を撮影し、攻撃によるダメージを無効化していました。
描写から推測すると無効化というよりは、ダメージを受けた自分と美々子を“撮影前の状態に復元”したというのが近いのかもしれません。
また、宿儺に攻撃しようとした際にもスマートフォンを向けているため、攻撃にも転用できるというのもポイントです。
撮影した対象を削除などして呪い殺す攻撃…と予想しますが、これだと強すぎる気がするので別の条件がありそうですね。
菜々子の強さは甘く見積もって準2級程度
菜々子の強さは、美々子と同じように甘く見積もって準2級程度と予想します。
そもそも、双子でそこまで差があるように感じられませんでしたので…。
術式は撮影できれば強そうですが、動き回る相手を撮影することは難しそうなので、美々子と同様に発動条件を満たすのに苦労しそうです。
それこそ格上の相手であれば尚更でしょう。
美々子・菜々子が死亡するまでの来歴
ここからは、美々子・菜々子が死亡するまでの来歴を紹介します。
百鬼夜行に参加
夏油傑の「新宿・京都百鬼夜行」に参加し、補助監督3名を殺害しています。
同じく補助監督の伊地知潔高からは「今なら引き返せます」と改心するよう声をかけられますが、2人は気にも留めない様子でした。
渋谷事変で宿儺の一時的な覚醒を画策
気絶した虎杖悠仁に宿儺の指を食わせて、宿儺の一時的な覚醒を画策します。
その際、宿儺の気配を感じ取った漏瑚から「指を何本喰わせた」と聞かれ回答を拒否。
漏瑚に焼かれますが、菜々子の術式で攻撃をやり過ごしました。
宿儺に偽夏油の殺害を懇願
一度に多くの指を食べたことで、肉体の主導権が宿儺に移った状態で覚醒。
指1本分の願いとして「夏油様を解放してください」と偽夏油の殺害を懇願しますが、宿儺に「不愉快だ」と一蹴され美々子が殺害されてしまいます。
一方、美々子を殺された怒りに任せて宿儺に攻撃しようとする菜々子ですが、宿儺にかなうはずもなく”捌”で細切れにされ死亡しました。
なぜ美々子・菜々子は宿儺に殺されたのか?
ここからは、なぜ美々子・菜々子は宿儺に殺されたのか考察していきます。
対等な取引を持ち掛けたから
2人が殺された直接的な原因は「偽夏油を殺してくれたら指を場所を教える」という、あたかも宿儺と対等であるかのような取引を持ち掛けたからでしょう。
当たり前ですが、2人と宿儺の実力差は明確です。
素直に「私が知っている指の場所はここです。偽夏油を殺してほしいです」と頼んでいれば、断られたとしても死ぬことはなかったと思います。
ただ、ここで疑問になるのが実際に取引を持ち掛けていない、美々子が先に殺されているという点でしょう。
これは宿儺の気まぐれなのでしょうか?
僕個人としては「頭が高いな」と宿儺に言われたタイミングで、自分の意志で頭を下げなかったのが美々子だったからだと思っています。
このシーンをよく見てみると、菜々子は美々子に頭を下げさせていることが分かりますよね。
宿儺にとって、自分から頭を下げなかったことが不愉快だったのでしょう。
シンプルに弱いから
宿儺は強者に寛容です。
実際、漏瑚から”貴様”と言われたり、命令口調で話しかけられたりしても咎めていません。
美々子・菜々子が明らかな弱者であったことから、命の価値も低く見ていた可能性が高いです。
美々子・菜々子の再登場はある?
結論から言ってしまうと、再登場する機会はない可能性が高いでしょう。
夏油傑の物語が終わってしまっている以上、回想で登場する機会もないでしょうし、呪術廻戦の物語的にも重要な役割があったキャラでもありません。
今後の展開のことを考えると、同じく双子の禪院真希・真依を活躍させたいという作者の意図も感じられます。
今後、美々子・菜々子が再登場するとしたら、夏油傑のスピンオフ作品が登場したときくらいでしょう。