『金色のガッシュ!!』の作者・雷句誠さん(以降敬称略)の年賀状イラストが、”旭日旗を連想させる”として韓国ファンから批判の声が上がりました。
投稿を追っている人なら話の流れが分かると思いますが、一体どういう問題に発展しているのか分からない方は多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、ガッシュ作者・雷句誠の旭日旗問題について、具体的な流れを紹介します。
ガッシュ作者・雷句誠の旭日旗問題の流れ
雷句誠の旭日旗問題の流れについてまとめました。
雷句誠が年賀状をポスト
元旦、雷句誠は新年を祝う直筆イラストの年賀状をポストしました。
ガッシュ好きとしてはとても良いイラストだと思うのですが、これが後に面倒な問題に繋がってしまいます。
韓国ファンが「旭日旗を連想させる」とガチギレ
韓国人のガッシュファンが、雷句誠のイラストは「旭日旗を連想させる」と指摘し、日本語で声明文を投稿しました。
読むのが面倒な人は、以下の要約をご覧ください。
・謝罪と釈明をしろ
・イラストの背景を修正しろ
・旭日旗の歴史的背景を学べ
ざっとこんな感じですが、言いがかりもいいところですね。
雷句誠が声明文を公表
とても長いので要点をかいつまんで解説します。
声明文に似た批判は来ていた
今回の声明文以外にも、一部のファンから批判のリプライや引用RPがあったと告白。
雷句誠はイラストの背景が旭日旗と認識できず、過激なものはブロックで対応していたそうです。
「旭日旗ではない」と明言
イラストの背景は、年賀状の縁起物である日の出をイメージしたものであり、旭日旗ではないことをはっきりと明言。
また、韓国人に対して攻撃的な意味でポストするなら「赤白の旭日旗と、韓国語でのメッセージを書くのではないでしょうか?」と反論しています。
イラストの削除には対応しない
旭日旗の表現には注意を払うと前置きしつつ、「イラストの削除や謝罪には対応しない」と公表。
ここで声明文を受け入れて対応してしまったら、今後すべての人が「日の出の表現が描けなくなる」と毅然とした対応を見せました。
今後次第では韓国で出版できなくなる可能性も
今後次第では、韓国でガッシュシリーズを出版するDaewonに相談することを視野に入れ、出版社からも削除要請が出たら韓国で出版できなくなる可能性があるそうです。
また、同様の批判が別アカウントから届く場合には、弁護士や日本漫画家協会といった有識者・団体を通して返事を行うと説明しています。
オチ:批判した韓国ファンの過去ポストが発掘
今回、雷句誠のイラストに声明文を出した韓国人ファンについですが、2014年に太陽光を表すような背景のイラストを投稿しています。
これについて、本人は「漫画的な表現で使われる集中戦です」と反論していますが、雷句誠のイラストと何が違うのでしょうか?
以上です、裁判長。
今回の騒動を通じてのファンの反応
「よくある集中線ぽくなぃ?真摯なるご対応ありがとうございます」
「間違っていないので、毅然とした態度でいただけること願っております」
「1ミリも雷句先生悪くありません」
「消すということは、旭日旗をイメージしたことを認めてしまうようなものですもんね。気持ちを強く主張できる雷句先生がすきです」
「漫画家さんも大変だ…ファンなら好きな作家のセンスを信じろよと、言いたい」