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【呪術廻戦】伏黒恵の十種影法術とは?式神一覧や能力、ポーズを紹介

【呪術廻戦】伏黒恵の十種影法術とは?式神一覧や能力、ポーズを紹介 呪術廻戦

呪術廻戦には「十種影法術」という術式が登場します。

伏黒恵が使用する術式ですが、どのような式神を使役できるのか気になった方は多いのではないでしょうか。

当記事では十種影法術の式神一覧や能力、ポーズについて解説するので、興味のある方はぜひご覧ください。

解説の都合上、原作のネタバレを含みますのでご注意ください。

十種影法術とは?

「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」は禪院家相伝の術式の1つで、影を媒介にしてあらかじめ調伏した式神を呼び出します。

作中で確認できる使用者は、伏黒恵の1名のみ。

“禪院家相伝”なので他にも使用者がいると推測されますが、現時点(2023年6月)では作中に登場していません。

戦闘で式神を使役するときは、その式神に応じた影絵を作り出して呼び出します。

式神の使役には”調伏”が必要

十種影法術の術者が最初に使役できるのは「玉犬」の白と黒のみです。

それ以降の式神を使役するには、調伏の儀を行って術者本人が調伏しなければいけません。

もっと分かりやすく説明すると、式神を召喚して術者本人が勝負に勝たなければいけないということですね。

以下は「調伏の儀」の基本ルールです。

・式神を従えるには術者本人が倒さなければならない
・調伏の儀には複数人で参加できる
・調伏の儀で死んでも“仮死状態”になる
・式神の調伏完了、もしくは参加者全員の仮死で調伏の儀が終了
・調伏の儀終了後、仮死状態の人物の死が確定する

伏黒はこのルールを利用して、相手を魔虚羅の調伏の儀に強制参加させ、自分を犠牲にした自爆攻撃を行おうとしていました。

自分の影も応用可能

十種影法術はおおきな括りでまとめると影を使用する術式であるため、自身の影に身を潜めたり、呪具をストックしたりなどの応用も可能です。

ただし、影に何かを格納した場合、物の重さを自身で引き受けなければなりません。

要するに、耐えられる重量以上の物を格納してしまうと、自分が潰されてしまう可能性があるということですね。

十種影法術の利点

十種影法術の利点は、どんな状況に置かれても臨機応変に対応できるという点です。

式神によって能力が異なり、その場の状況に応じて式神を使い分けることで、有利に戦闘を進められます。

実際、宿儺が十種影法術を見た際は「ありきたりな術式ではない。応用も利く」と評価していました。

十種影法術の弱点

十種影法術の最大の弱点は、壊された式神は二度と召喚できないという点です。

この弱点を理解している伏黒は式神の酷使を避けており、宿儺の一撃で瀕死になった鵺(ぬえ)を見たときに「壊される前に解いた方がいいな」と発言しています。

ただ、壊された式神の遺した力は他の式神に引き継がせることができ、たとえ戦闘で壊されたとしても別の形で応用できる点も十種影法術の大きな魅力ですね。

十種影法術の影絵・手のポーズまとめ

十種影法術の影絵・手のポーズを以下の表にまとめました。

※判明していない影絵については省いています

式神影絵(手のポーズ)
玉犬(白・黒・渾)玉犬
鵺
大蛇大蛇
蝦蟇蝦蟇
満象満象
脱兎脱兎
円鹿円鹿
魔虚羅魔虚羅
引用:漫画『呪術廻戦』より

十種影法術の式神一覧

十種影法術は、文字どおり10種類の式神がいます。

ここからは、作中で登場した式神をまとめて紹介します。

玉犬(白・黒)

玉犬(白・黒)
引用:漫画『呪術廻戦』より

犬の式神で、白色と黒色の2匹に分かれています。

2匹の能力に違いはありませんが、嗅覚を利用した呪力感知を得意としており、作中では生得領域の出口を見つけ出していました。

また、戦闘能力も高いため作中の活躍を考慮すると、3級呪霊くらいであれば玉犬だけで祓う可能でしょう。

玉犬・渾

玉犬・渾
引用:漫画『呪術廻戦』より

破壊された玉犬・白の力を黒に引き継がせたことで誕生した式神です。

玉犬の白・黒よりも一回り大きくなっており、攻撃力と敏捷性が大きく向上しています。

作中では、起首雷同編に登場した特級呪霊の体を貫く攻撃力を見せていました。

伏黒が戦闘に移ったときは積極的に呼び出していることから、即戦力として頼っていることが伺えますね。

鵺(ぬえ)

鵺
引用:漫画『呪術廻戦』より

どくろのような仮面を付けた怪鳥の式神。

鵺は電力の性質を有した呪力を纏(まと)っており、体当たりで相手をひるませることが可能です。

鵺は飛行能力があるため、作中では呼び出してから空中に待機させておき、不意打ちする形で攻撃を仕掛けるというシーンもありました。

また、術者への攻撃を羽で防御したり、戦闘からの離脱したりなど汎用性も高いことから、玉犬と同様に活躍する機会の多い式神でもあります。

大蛇(おろち)

大蛇
引用:漫画『呪術廻戦』より

大きな蛇の式神。

片手で呼び出せる唯一の式神なので、予備動作が少なく奇襲に適しています。

単行本2巻で宿儺に壊されてしまっていることもあり、式神の中ではもっとも出番が少ない可哀想な子です。

蝦蟇(がま)

蝦蟇
引用:漫画『呪術廻戦』より

大きなカエルの式神。

攻撃力はほとんどありませんが、伸縮自在の舌を活かして飛び道具による攻撃の防御、拘束された仲間の救助などのサポートを得意としています。

作中では「加茂憲紀」が不意打ちとして放った弓矢を舌でキャッチしていました。

不知井底(せいていしらず)

不知井底
引用:漫画『呪術廻戦』より

伏黒の拡張術式によって生み出された式神。

「鵺」と「蝦蟇」を融合させたことによって、羽の生えたカエルのような見た目をしています。

基本的な能力に差はありませんが、他の式神と違って破壊されても再召喚が可能となっており、多少無茶な運用ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、融合元の鵺と蝦蟇が破壊されてしまうと、再召喚ができなくなります。

満象(ばんしょう)

満象
引用:漫画『呪術廻戦』より

巨大なゾウの姿をした式神。

鼻から大量の水を放出することができ、地形変化を起こすほどの広範囲攻撃が可能です。

作中では質量の塊として上空から落とし、攻撃する様子も描かれています。

ただ、他の式神よりも消費呪力が激しいらしく、伏黒の力量だと他の式神と併用して使えません。

長期戦にも向いていないことから、他の式神が決定打にならなかったタイミングで使用されることが多い式神です。

脱兎(だっと)

脱兎
引用:漫画『呪術廻戦』より

白い兎の姿をした式神。

1回の影絵で大量の兎を呼び出せるため、伏黒は陽動して使用しています。

また、攻撃によって破壊されても何度でも召喚できる点も大きな特徴です。

円鹿(まどか)

円鹿
引用:漫画『呪術廻戦』より

巨大な鹿の姿をした式神。

伏黒の体に受肉した宿儺が呼び出しており、「反転術式を用いた治療」「呪力の中和」を行う完全サポート型の式神です。

作中では反転術式で宿儺の傷を治療し、万の構築術式を中和して無効化していました。

作中で使用者が限られる”反転術式”を式神が使えるのは優秀ですが、反転術式のための呪力は術者経由である可能性が高く、宿儺や乙骨のような莫大な呪力がないと扱えない可能性もあります。

貫牛(かんぎゅう)

貫牛
引用:漫画『呪術廻戦』より

黒い牛の姿をした式神。

直線での単調な攻撃しかできない代償として、距離が延びるほど攻撃力が上がる特性を有しています。

八握剣異戒神将魔虚羅

八握剣異戒神将魔虚羅
引用:漫画『呪術廻戦』より

十種影法術で呼び出せる最強の式神で、宿儺を除いて魔虚羅を調伏できたものは存在しません。

右手には反転術式と同じ正のエネルギーをまとった「退魔の剣」が備わっており、呪霊であれば宿儺でも消し飛ぶ程の威力を有しています。

また、相手から受けた攻撃に適応し、その攻撃への耐性を付けることも可能。

要するに、いつでも後出しじゃんけんができる状態にあるので、初見の高火力技で倒すしかないという無理ゲーを強いられます。

魔虚羅を倒せるキャラクターはほんの一握りでしょう。

十種影法術の元ネタ

十種影法術の元ネタは、日本神話に登場する10種類の宝物を指す「十種神宝(とくさのかんだから)」だと言われています。

以下は十種神宝の種類です。

・おきつ鏡
・辺都鏡
・八握剣
・生玉
・足玉
・死反玉
・道反玉
・蛇比礼
・蜂比礼
・品物比礼

八握剣異戒神将魔虚羅のネーミングは「八握剣」から来ていると可能性が高いですね。

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